槇原敬之容疑者は2年間の内偵の末に…あるのか?芸能界薬物連鎖逮捕

槇原敬之容疑者は2年間の内偵の末に…あるのか?芸能界薬物連鎖逮捕

「有名人が逮捕されるたびに“次はだれ?”という情報が飛び交いますが、その一番手が沢尻エリカであり、槇原敬之でした」(薬物事情に詳しい週刊誌記者)

 シンガー・ソングライター槇原敬之容疑者(50)の薬物事件は、マスコミ関係者の間で随分前から「次はマッキーじゃないか」と囁かれていた。逮捕容疑は2年前に自宅マンションで覚醒剤と危険ドラッグ「ラッシュ」を所持していたというもの。槇原容疑者は21年前に覚醒剤所持で逮捕されたときと同じ容疑で2回目のお縄となった。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏は言う。

「2年前、少量ながらブツを押収されたことで、容疑者本人もいつ自分のところに警視庁が来るか分からない、逮捕されるんじゃないかと、ビクビクしていたように見えます。最近痩せて、やつれたりしていたのは、どこか自暴自棄になっていたのではないでしょうか」

 繊細で若者の背中を押すような楽曲で知られる槇原容疑者だが、CD制作中の会議で怒りだすと手の付けようがなく、机をひっくり返したり、コーヒー入りの紙コップを投げつけたりしていたという。一方で、ことし1月に更新したSNSには、レコーディング中、ハイテンションで踊る動画があり、感情の起伏が激しく、全く違う二面性を持っていたようだ。

「かなり前になりますが、マンションから車で出てきたところを直撃取材して驚いたのを覚えています。『やめろよ、ばかやろう』などと凄い形相で怒鳴り、『話すことなんて何もない』と吐き捨てて、行ってしまいました。こちらの名刺すら受け取ってくれない。知的で温厚なイメージとのギャップは相当でした」と青山氏は続けた。

 今回、槇原容疑者は現行犯逮捕でないし、所持も2年前の容疑だ。とはいえ、2年前には自宅に覚醒剤と違法ドラッグ、吸引具が存在したのは厳然たる事実だ。尿検査の結果はシロだったとはいえ、21年前に泣きに泣いて再起を誓った時の“初心”はすっかり消え失せていたのは間違いない。捜査関係者は、槇原容疑者が薬物との関係を切れないと判断していたからこそ2年間も泳がせ、内偵を続けてきたのだろう。

■「自分は大丈夫」

「有名人が続々と逮捕されても“自分は大丈夫”だと思うからクスリをやめない。沢尻エリカや槇原敬之が逮捕された今でさえ、都合よくそう考えている芸能人はいる。もちろん警察も麻取もマークして泳がせています」(前出の週刊誌記者)

 芸能界に蔓延する薬物の闇。次なる逮捕者も時間の問題だ。