大倉忠義を愛おしそうに見つめ、キスを迫る成田凌 「窮鼠はチーズの夢を見る」映像初公開

引用元:映画.com
大倉忠義を愛おしそうに見つめ、キスを迫る成田凌 「窮鼠はチーズの夢を見る」映像初公開

 [映画.com ニュース] 大倉忠義(「関ジャニ∞」)と成田凌が初共演を果たした恋愛映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の予告編(https://youtu.be/e3DSZaIj9fA)とポスタービジュアルが公開された。予告編は、成田が大倉に「キスして」と迫り、家でくつろぐ甘やかな時間を切り取る一方で、恋の痛みや切なさがにじむ映像となった。

 「世界の中心で、愛をさけぶ」「ナラタージュ」など様々な愛のかたちを描いてきた行定勲監督がメガホンをとり、多くの女性から支持を得た水城せとな氏のコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「爼上の鯉は二度跳ねる」を実写映画化。学生時代から“自分を好きになってくれる女性”と受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一(大倉)は、大学の後輩・今ヶ瀬渉(成田)と7年ぶりに再会する。恭一は今ヶ瀬から「昔からずっと好きだった」と思いを告げられ戸惑うが、ペースに乗せられ、いつしかふたりは一緒に暮らすことに。ひたすらまっすぐな今ヶ瀬に、恭一も少しずつ心を開いていくが、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、ふたりの関係は変わり始めていく。

 予告編では、今ヶ瀬が大学時代の新入生歓迎会で出会った恭一にひと目惚れするシーンで幕を開ける。愛おしそうな眼差しを向け、「僕と付き合いますか?」と告白する今ヶ瀬だったが、恭一は「なんで俺が男と付き合わなきゃいけないんだよ」と素っ気ない態度。さらに、夏生の登場により事態は大きく変化していく。恋が始まる瞬間、複雑に絡みあう関係、胸に秘めた愛や葛藤――様々な感情や言葉が繊細に、美しく映し出される。雨の音が静かに鳴り響き、ふたりの距離がそっと近づくシーンで、映像は締めくくられている。

 ポスタービジュアルは、窓際で読書する恭一を、今ヶ瀬が背後からそっとのぞきこむ穏やかな瞬間を活写。「好きで、好きで 苦しくて、幸せ」というコピーは恋の喜びと痛みを表現しており、狂おしくも切なく揺れ動く、ふたりの恋模様を予感させる。

 「窮鼠はチーズの夢を見る」は、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子も出演。6月5日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。R15+指定。