逮捕なぜ今?槇原敬之容疑者の覚醒剤捜査 カギを握る“同居人”の存在

逮捕なぜ今?槇原敬之容疑者の覚醒剤捜査 カギを握る“同居人”の存在

 2年前に、覚醒剤と危険ドラッグを所持したとして、13日に警視庁に逮捕された歌手の槇原敬之容疑者(50)。18年3月に当時、槇原容疑者と同居していたA氏が覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕され、その後、槇原容疑者の部屋から覚醒剤の結晶約0・083グラムが押収された。その際、A氏が覚醒剤について「マッキーのもの」と説明したことから、警視庁はおよそ2年間にわたって裏付け捜査を進めてきたという。

「2年前に検察は槇原容疑者を起訴するか迷った揚げ句、最終的には見送っています。0.083グラムでも起訴することはできましたが、槇原容疑者をしばらく泳がせている方が、その後の捜査にプラスと判断したのでしょう」(全国紙社会部記者)

 この間、槇原容疑者が愛犬のフレンチブルドッグを連れて渋谷区の飲食店で食事をする姿が近所の人に目撃されていた。まさか自分が2年前の事件で逮捕されるとは、夢にも思っていなかったのかもしれない。しかし、捜査の手が着実に迫っていたことになる。 逮捕なぜ今?槇原敬之容疑者の覚醒剤捜査 カギを握る“同居人”の存在 都心の一等地にある槇原容疑者の豪邸(C)日刊ゲンダイ  今、注目されているのが都心の一等地にある槇原容疑者の豪邸で一緒に暮らしていた“同居人”の存在だという。

「2年前まで暮らしていたA氏とは別人です。今回の槇原容疑者の逮捕後に任意聴取を受けて尿検査の鑑定待ちの状態です。もしかしたら、これまでとは全く別の薬物ルートにつながる可能性もあります」(捜査事情通)

 現在、この同居人は、ひとまず警察の手を離れている。愛犬とともに豪邸で、あるじを待ちわびているのかもしれない。