ハラハラドキドキの謎解き体感ミステリー!『仮面病棟』の魅力は二転三転するストーリーにあり

引用元:Movie Walker
ハラハラドキドキの謎解き体感ミステリー!『仮面病棟』の魅力は二転三転するストーリーにあり

2018年、19年、20年の本屋大賞に3年連続ノミネートされるなど、ポスト東野圭吾と注目される現役医師作家の知念実希人によるシリーズ累計発行部数100万部突破の同名小説を、主演、坂口健太郎、ヒロイン、永野芽郁で映画化した『仮面病棟』が3月6日(金)より公開。ピエロの仮面をかぶる凶悪犯に占拠された病院を舞台にした本作は、観る者を翻弄するような先の読めない展開が魅力だ。ここではネタバレせずに作品のおもしろさを紹介していきたい!

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■ 謎のピエロの襲来から立てこもり事件に発展!?

自分が運転する車の交通事故により、恋人を失った医者の速水(坂口健太郎)は、勤め先の病院の先輩医師で恋人の兄でもある小堺(大谷亮平)の紹介から、一夜限りのアルバイトとして田所病院で当直医として働くことに。しかしその夜、ピエロの仮面をつけた凶悪犯が怪我をした女子大生の瞳(永野芽郁)を連れて病院に現れ、立てこもりを始めたため、速水ら病院のスタッフ、入院患者たちは院内に閉じ込められてしまう。瞳に治療を施した速水は、彼女と共になんとかこの病院から抜けだそうと奮闘していく…。

■ 怪しげな病院からの脱出劇は次第と謎解きミステリーに

脱出するには階段、もしくはエレベーターを使って1階に行かなければいけないが、元精神病棟の名残りで残っていた階段入口の鉄格子が犯人によって鎖で封じられてしまう。エレベーターを使うにはリスクが高すぎるし、さあどうする…という絶体絶命の状況での脱出劇が繰り広げられるのかと思いきや、速水たちは脱出方法を模索し院内を探っていくうちに、次々と不可解な出来事に遭遇し、次第に物語は謎解きミステリーへとシフトしていく。

■ 謎を追えば追うほど、登場人物全員が怪しく見えてくる

発見場所にちなんで、“新宿11”“池袋08”といった名前がつけられた身元不明の入院患者たち。「朝になれば交代の職員が来るから」と頑なに警察に連絡することを拒む田所院長(高嶋政伸)、院長に追随するだけの2人の看護師、犯行目的が不明のピエロ、隠された病室…などなど、怪しい事柄が続々と明らかになり、速水は一つの結末にたどり着くのだが…。

また、神出鬼没でどこからともなく現れるピエロや不気味な病院の雰囲気も相まって、登場人物全員が怪しく見えてくるという緊迫感をはらんだサスペンス的な要素も本作にはあり、まるでジェットコースターに乗っているかのようなめまぐるしい展開に、翻弄されっぱなしになること間違いなし!数々の謎や怪しげな場面が伏線となり、人々の思惑、心の闇も明らかになっていく様は、ある種の気持ちよさすら覚えてしまうだろう。この謎解き体感ミステリー『仮面病棟』を、ぜひ劇場で味わってみてほしい。(Movie Walker・文/トライワークス)