ディズニーは自社の物語やキャラクターに関連したゲームがもっとほしいと思っている

引用元:IGN JAPAN
ディズニーは自社の物語やキャラクターに関連したゲームがもっとほしいと思っている

ディズニーは自社の有名な物語やキャラクターに関連したゲームを作るために、さらに多くのゲームデベロッパーの募集を行なっている。
この募集を伝えたのは、ディスニーのゲーム&インタラクティブエクスペリエンスのシニアVIP、Sean Shoptaw(出典:Hollywood Reporter) 。2020年2月12日、ラスベガスで開催されたDICE Summit 2020に集まったゲームデベロッパーを前に、Shoptawは以下のように語った。

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「私が今日ここへやってきたのは、ある1つの理由からです。私たちのカタログを使って、ほかではできないことをやってもらうためです」とShoptawは言っている。「私たちは、業界を超えるクリエイティビティのパワーを実現したいと考えているのです」
特にゲームデベロッパーたちは、ディズニーのシリーズ作品に「遊びにくる」ように招かれている。『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』や『Marvel’s Spider-Man』といった作品をもっと求めているのだという。両作品とも、ユニバース内でのオリジナルの物語がゲーム内でも語られており、多くの賞賛を得ている。
また、ディズニーによる20世紀フォックスの取得についてもShoptawは触れている。つまり、デベロッパーたちは「エイリアン」、「ダイ・ハード」、「ザ・シンプソンズ」、「アバター」、「Bob’s Burgers(原題)」などをはじめとする数多くのシリーズを使用してゲームを制作することが可能だということだ。
これまで長きにわたって、ディズニーとゲーム制作を行なってきたゲームデベロッパーは2社のみ。2013年にディズニーがゲームのリリースを開始してから、多くの「スター・ウォーズ」シリーズを手がけてきたEAと「キングダム ハーツ」シリーズのスクウェア・エニックスだ。

ほんの数年前には『Gears of War』の制作者と「エイリアン」のゲーム制作の交渉が行なわれていたというニュースも今週報じられた。これについては交渉成立とならなかったようだが、Cold Iron Studiosが現在制作中の「エイリアン」ゲームは少なくとも1つはあることがわかっている。
このディズニーからのオープンな招待があれば、開発中のゲームがもっと増えるまでに時間はかからないだろう。 Chris Priestman