『ヒプノシスマイク』経済効果は100億超! エンタメに溢れる今、人気を博すワケは

引用元:J-WAVE NEWS
『ヒプノシスマイク』経済効果は100億超! エンタメに溢れる今、人気を博すワケは

経済効果が100億を超えたと言われる、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』(以下、ヒプマイ)。その人気のワケに、J-WAVEで放送中の番組『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」で迫った。ゲストは、ポップポータルメディア「KAI-YOU.net」編集長・恩田雄多。2月7日(金)のオンエア。

Zeebra、サイプレス上野…有名ラッパーが続々参加!

ヒプマイは、2017年にスタートした、キングレコード内のレーベル「EVIL LINE RECORDS」が手がけるプロジェクトだ。男性声優18名が、ラップを使ったバトルで領土(ディビジョン)を争うアニメキャラクターを演じる。

CDのほか、YouTubeチャンネルやSpotifyで楽曲、ドラマパートが発表されている。全ミュージックビデオの動画再生回数は1億5000万回を突破。2019年9月には大阪城ホールでのライブが超満員となった人気ぶりだ。

渡部:すごく驚いたんですが、原作はアニメ作品じゃないんですよね(※2020年からアニメが放送予定)。
恩田:そうですね。音楽が原作、音がメインです。
渡部:どういう世界観なんですか?
恩田:武力による戦争がなくなった世界が舞台です。キャラたちはその中で、ラップバトルによって領土を争うんです。領土が「ディビジョン」と呼ばれます。
渡部:なるほどね! ディビジョンは、イケブクロとかシブヤに分かれているんですよね。

人気を博す理由のひとつは、ヒップホップ界の重鎮や気鋭ラッパーが楽曲を手がけているところだ。

恩田:ヨコハマ・ディビジョンの楽曲に、横浜出身ラッパーのサイプレス上野さんが参加していたり、シンジュク・ディビジョンの楽曲にはZeebraさんが楽曲提供していたりします。

番組では、大阪城ホールのライブで発表された、オオサカ・ディビジョンの『あゝオオサカdreamin’ night』をお届け。作詞作曲はCreepy NutsのDJ松永とR-指定が担当している。恩田は「キャラクターの魅力が凝縮されつつ、本当に大阪を感じる曲です」とコメントした。

ちなみに、プロジェクトを牽引する声優・木村 昇は、もともとラップが好き。ヒプマイを経た今は、ラッパー・掌幻とラップユニット「掌幻と昴」を組んだり、フリースタイルダンジョンのナレーターを務めたりと、ヒップホップ関係の活動も増えている。

恩田:アニメって、閉鎖的というか、外に広がりにくい部分があると思うのですが、そういうものを超越しているのがヒプマイのすごさでもありますね。