鈴木杏樹“ラブホ不倫”がケガの功名…キャラ変で脱清純派へ

鈴木杏樹“ラブホ不倫”がケガの功名…キャラ変で脱清純派へ

「(自ら)ハンドルを握ってあの(ラブホの入り口の)ビラビラを入った時点で清純派ではありません」と断じるのはコラムニストの山田美保子氏だ。

 先週、週刊文春でマサカの「ラブホ不倫」が報じられた女優の鈴木杏樹(50)。今までが超“優等生”だっただけに、海辺で若者のようにいちゃつく姿や休憩4000円のラブホテルを利用するという意外過ぎる行動は衝撃的だった。また、謝罪文に不倫相手の喜多村緑郎(51)が離婚をほのめかしていたことを加えたことがSNS上では「略奪婚前提なのか」と火に油を注ぐ形に。レギュラーを務めていたラジオ番組は降板が決定するなど仕事への影響も顕著だ。山田美保子氏がこう続ける。

「あの年齢でラブホテルに行く生々しさはイメージとは対極。助手席に座っていたのではなく、自分の車で、自らハンドルを握って入った時点で言い逃れはできません。リスナーにドライバーが多いラジオ番組を降板されるのは当然。ましてやスポンサーが車メーカーとあらば言わずもがなでしょう」

 これまで清廉なイメージがウリだっただけに、「いまアラフィフ女優が起用される広告といえば、沢口靖子さんに代表される食品、中高年向け化粧品、家庭用品ですから、今後、広告起用はまず無理でしょう」(広告代理店)という声も無理はない。しかしながら、「清純派を脱皮するまたとない転機です」というのは芸能リポーターの川内天子氏だ。こう続ける。

「不倫の是非は置いといて、イメージとは真逆で、恋に積極的かつ大胆。男の“別れるつもり”という常套句にすがってしまうところなど年の割に素直で人間味があるとも受け止めることができます。しかも、これだけショッキングな内容にもかかわらず、おっとりした印象が残るのは彼女の持ち味であり個性です。最近の中高年男女が描くライトな不倫願望にもリンクするところがある。今後は全方位に好かれる役はできなくとも、今の時代を体現するニュータイプの不倫女優としてポジションを確立できるのでは。頭を切り替えれば、新しい方向性を見いだすチャンスになる」

 50歳を過ぎていつまでも清純派路線を貫くのもどだい無理があった話。今回の不倫は鈴木にとって“キャラ変”のチャンスと考えればケガの功名か。