【オリコン】『ドラえもん』23年ぶり最新刊、初週実売9.5万部でシリーズ初TOP10入り

引用元:オリコン

 1996年の第45巻以来、23年ぶりとなる『ドラえもん』の最新刊で、誕生50周年を記念し発売された『ドラえもん 0巻』(小学館/11月27日発売)が、週間9.5万部を売り上げ、12/9付週間コミックランキング(集計期間:11月25日~12月1日)2位に初登場。2008年4月開始の同ランキングにおいては、シリーズ初のTOP10入りとなった。

【画像】ドラえもん誕生の瞬間…おなじみのあの場所から飛び出す!

『ドラえもん』は、幼児・児童向け雑誌『よいこ』、『幼稚園』、『小学一年生』、『小学二年生』、『小学三年生』、『小学四年生』(すべて小学館)の計6誌で、1970年1月号より連載がスタート。第1話はこの各誌の対象読者別に描き分けられて掲載されたため、6種類が存在する。今回発売された0巻には、この全6種類がまとめて初収録されており、読み比べができるようになっている。また、締切りまでに間に合わず、主人公無しでの予告となった「伝説の予告ページ」や、作者自身によるドキュメンタリー漫画「ドラえもん誕生」も初収録となっている。

 なお、今週のコミックランキング1位は、原泰久氏の『キングダム』最新56巻が前週12/2付に続き2週連続で獲得。また、前週11月28日発表の「オリコン年間コミックランキング 2019」で作品別1位を獲得した『鬼滅の刃』の10巻、11巻、12巻、8巻、14巻、13巻、16巻が4位から10位を独占し7作同時TOP10入り。11/18付で歴代1位を記録した6作を上回り、「同シリーズ作品最多TOP10入り」の歴代記録を自己更新した。