シンガーソングライターの岡本真夜が、2月10日(月)放送のニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」内のコーナー「ゲストとハッピー!」に生出演し、デビュー曲「TOMORROW」について語った。 (写真:ニッポン放送) 1995年5月にリリースされた、岡本真夜のデビュー曲「TOMORROW」。90年代を代表するヒット曲になり、今なお人生の応援歌として聴き継がれるスタンダードナンバーになったが、その曲が誕生した背景には、ある人物からの言葉があったそうだ。
岡本:私は祖父母が親代わりになって育ててくれたんですが、地元・高知から高校を卒業して歌手を目指そうと上京する時に、祖父母が大反対して。でも結局、2人の反対を押し切って上京したんです。
垣花:親代わりに育ててくれた、おじいさんとおばあさんの反対を押し切るっていう、ある種の“頑固さ”みたいなものが岡本さんの中にあったんですね。意外です。
岡本:音楽に関してだけですけどね(笑)そしたら、1年ぐらい経った時に、祖父から手紙がきたんです。
垣花:どんな内容だったんですか?
岡本:「あなたの『一度決めたら曲げない』っていう性格は分かっているから、やるからには頑張りなさい」と言う内容でした。それで手紙の最後に「涙が多いのが人生だよ」って書かれていたんです。私が小さい時から祖父が苦労しているのを見てきたので、その言葉の意味はすぐに理解できました。だから「涙が多いのが人生だよ」っていう言葉がずっと心に残っていて、「TOMORROW」の「涙の数だけ強くなれるよ」っていう歌詞が生まれたのかなって思いますね。
垣花:この歌がヒットした時は、おじいさんの言葉から生まれたという話は伝えたんですか?
岡本:(祖父が)ライブに来ていた時に、曲の合間のMCでこのエピソードを話しました。でもその件については、そのあと触れることはありませんでしたね。
垣花:僕がおじいさんだったら『印税の一部くれ!』って言うかも(笑)
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岡本真夜、大ヒット曲「TOMMOROW」誕生のキッカケとなった祖父の言葉
引用元:ニッポン放送