『ドラえもん』50周年に発売のCD、豪華すぎる顔ぶれは「四次元ポケット並」

引用元:マグミクス
『ドラえもん』50周年に発売のCD、豪華すぎる顔ぶれは「四次元ポケット並」

 アニメ「ドラえもん」や、「映画ドラえもん」シリーズ歴代の主題歌・挿入歌を収録したCD「映画ドラえもん うたの大全集」(日本コロムビア株式会社)が2020年2月26日(水)に発売されます。

【画像】懐かしすぎ! キョンキョンが歌っていた「映画ドラえもん」主題歌

 2020年は、マンガ『ドラえもん』の連載開始50周年であり、そして1980年の『のび太の恐竜』に始まる「映画ドラえもん」シリーズも40作品目が公開されるという節目にあたります。

 4枚組のCDに収録されているのは、大山のぶ代の「ぼくドラえもん」から、現在のテレビ版の主題歌にもなっている星野源の「ドラえもん」、そして2018年の『のび太の月面探査記』の主題歌、平井大の「THE GIFT」、さらに短編映画の主題歌までを網羅した82曲です。

 SNSでは、「ドラえもんのポケットみたいに 詰め込んでるアルバム」「風のマジカルからドラえもんズまで入ってるとか…すっごい」など、たくさんの期待の声があがっています。

 82曲のラインナップを眺めると感じられるのが、歌い手の豪華さ。矢沢永吉さん、小泉今日子さん、福山雅治さん、山崎まさよしさんなどの大御所から、PerfumeやジャニーズのKisMyFt2 、星野源さんまで、最近の人気歌手も名を連ねています。

 小泉今日子さんも『のび太の魔界大冒険』(1984年)の主題歌「風のマジカル」でドラえもん映画に参加していました。この曲は、自身初めてとなるオリコンチャート週間1位を獲得したレコード「渚のはいから人魚」のカップリング曲として収録されており、ジャケットにはショートカット時代の可愛らしいキョンキョンが映っています。

 武田鉄矢さんは、歌手としての参加は6曲に及び、映画第1作の『のび太の恐竜』から第17作『のび太と銀河超特急』(1996年)までの主題歌の作詞も手がけています(前述の『のび太の魔界大冒険』や短編映画を除く)。

 どれも心に残る良い曲ばかりですが、筆者は「ああ僕はどうして大人になるんだろう」というサビが印象的な、『のび太の宇宙小戦争』(1985年)の主題歌「少年期」が、今でも口ずさんでしまうほど印象に残っています。皆さんにとっても、忘れられない「ドラえもん」の歌があるのではないでしょうか?

 2020年3月6日(金)には、最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が上映されます。主題歌はMr.Childrenによる新曲です。映画館での感動とともに、新たな「ドラえもんの歌」が観客の記憶に刻まれることでしょう。 ライター 川崎晴代