木村拓哉「“筋トレ”に例える感覚が好き」蜷川実花のストイックな姿勢に共感

引用元:TOKYO FM+
木村拓哉「“筋トレ”に例える感覚が好き」蜷川実花のストイックな姿勢に共感

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。2月のゲストには、フォトグラファーで映画監督の蜷川実花さんが登場。2月9日(日)の放送では、フォトグラファーとしての姿勢について深く掘り下げました。

◆個展で自分の“芯”を表現

実花さんは、フォトグラファーや映画監督、クリエイターとして活動するほか、2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技大会組織委員会理事をつとめるなど、その活躍ぶりは多岐に渡ります。

現在、個展「蜷川実花展 ―虚構と現実の間に―」を開催中の実花さんは「タレントさんのポートレートやお花の写真もあるし、モノクロの写真とかもある。私って、いろいろやり過ぎているから、何をしている人かよくわからないでしょう(笑)?」と話します。

さらに、自身の写真について「(多くの人が)『カラフルなのを撮る人でしょ?』っていうイメージだと思うんだけど、実はそうじゃないのもたくさんあって、自分の“芯”みたいなものを観ていただけるような展覧会になっている」と自信をのぞかせます。

木村は実花さんが撮影した、車いすバスケットボール・鳥海連志選手の写真を目にしたそうで、「あれ、カッコイイよね! ブルーの世界観が」と絶賛。しかも、その作品は、合成ではなくスタジオで撮ったものだと聞き、さらに驚く木村。「ボールを投げたら、鳥海選手が“ピョン”って車いすごと飛ぶんだよね。宇宙空間みたいでしょ? あれ、スタジオで一発撮りなの」と打ち明けると、木村は「さすがっすね~! すごいな」と褒めちぎります。

実花さんは嬉しそうに「意外と写真が上手いんですよ~ウフフ。みんな気づいてくれないの。今は合成していくと、いろいろなものができるじゃない? そうじゃなくて、選手の持っている力というか、その場のライブを収めた写真なの。これ、どこにも言っていないから大声で言わなきゃ(笑)。たぶんみんな、ゴリゴリに合成していると思っているはず」と話します。