60年以上を経て秘蔵フィルム発見!日本初の連続ドラマ「ぽんぽこ物語」ソフト化

引用元:映画ナタリー
60年以上を経て秘蔵フィルム発見!日本初の連続ドラマ「ぽんぽこ物語」ソフト化

放送から60年以上の時を経て秘蔵フィルムが発見された、日本初の純国産連続テレビドラマ「ぽんぽこ物語」。丁寧な修復とデジタルリマスタリングでよみがえった厳選12話を収録したDVDが、明日2月12日にリリースされる。

「月光仮面」で知られる川内康範が脚本を手がけた本作は、子だぬきの兄妹・ぽん子とぽん吉を軸に展開する“変身ヒーロー活劇”。神の手により人間に生まれ変わったぽん子は北の国白妙城のやんちゃな姫になり、ぽん吉は人のいい魚屋夫婦のもとで元気な少年として育つ。兄に会いたいぽん子は従者を引き連れ江戸に旅立ち、人助けが縁で幕臣の養子となったぽん吉は佐幕の密書を託され北へ。しかし忍者、山賊、浪人、妖怪坊主が2人の行く手を阻むことに。劇中では“必殺技たぬきの超能力”を使い兄妹が試練に立ち向かうさまが描かれる。ぽん子を小鳩くるみ、ぽん吉を栗原眞一が演じた。

「TBS Vintage Japan ぽんぽこ物語 ベストセレクション」と銘打たれた本ソフトにはブックレット、サウンドトラックCD2枚が付属する。全24ページのブックレットには作品解説やフィルム発見に至るまでの経緯、放送終了後初めて再会した小鳩と栗原が語る撮影秘話などが収められた。また特典映像には、2019年1月18日にTBSのバラエティ番組「爆報!THEフライデー」で放送された「小鳩くるみ61年ぶりに『ぽんぽこ物語』を見る」を収録。オンエアされなかった15分のインタビュー映像も新たに追加された。

(c)2020「ほ?んほ?こ物語」DVD 委員会