見取り図・盛山、「隠し事」ではない定番自虐ネタで独走

見取り図・盛山、「隠し事」ではない定番自虐ネタで独走

 よしもと漫才劇場5周年記念「上方漫才協会大賞大賞受賞者5組集結全国ツアー」が11日、大阪市天王寺区の大阪国際交流センター大ホールで開幕。アインシュタイン、吉田たち、トット、見取り図、ミキら歴代大賞受賞者の漫才とトークで会場は盛り上がった。

 5組が東京、仙台、福岡、名古屋を回るツアー初日。それぞれが漫才を披露した後、上方漫才協会会長の中田カウス(70)がMCを務めるトークコーナーでは「相方を変えるなら誰?」の話題に。

 アインシュタインのツッコミ担当、河井ゆずる(39)は「いき過ぎたブスと組んでるんで、ちょうどいいブスと」と見取り図のリリー(35)を指名した。

 年末に発表された「よしもと男前ブサイクランキング」で2位に5倍の得票差でNo.1ブサイク芸人になった「いき過ぎたブス」の稲田直樹(35)は「とことんブサイクで」とミキの昴生(33)、吉田たち・ゆうへい(32)にトリオ結成を持ちかけたが、即座に断られた。

 また、「メンバーの隠し事」のお題では、見取り図の盛山晋太郎(34)が「隠し事」ではない定番自虐ネタで独走。電車で若い女性のお尻をさわる男性を取り押さえ、次の駅で警察に引き渡そうとしたところ、駆けつけた警察官に盛山が腕をつかまれて連行されそうになった話や、職務質問してきた警官が高校時代の同級生と分かり、思い出話に花を咲かせた約10分に再び職質が始まったなどのエピソードでカウスを爆笑させた。