北山たけし、義父で師匠の北島三郎は「短い距離なら、自力で歩けるようになりました」

北山たけし、義父で師匠の北島三郎は「短い距離なら、自力で歩けるようになりました」

 歌手、北山たけし(45)が11日、東京・港区のホテル、グランドプリンス高輪で25日に迎える誕生日の恒例ライブを行い、ファン250人を前にソロとしては約2年ぶりの新曲「龍神海峡」(12日発売)など19曲を力強く歌い上げた。

 2018年に所属事務所の後輩、大江裕(30)と結成したユニット「北島兄弟」が人気上昇中。大江も同じく12日にソロの新曲「泥んこ大将」を発売するとあって、北山は「裕とは“兄弟”の絆も大事にしながらのライバル。どんな荒波にも負けず頑張ろうという人生応援歌の僕の新曲をしっかりファンに届けたい」と力を込めた。

 義父で師匠の北島三郎(83)は昨年11月、転倒して両足の指計7本を骨折。その後、仕事は一切休んでいないが、長い距離の移動は今も車いすという。ただ、「順調に回復しています。短い距離なら、自力で歩けるようになりました」と報告した。

 北山はこの日のステージで、ライブでは初のピアノ弾き語りも披露。「師匠が来年、デビュー60周年を迎える。私も新曲を大ヒットさせて、少しでも支えていきたい」と決意を新たに。スタッフの間から「北山は46歳になります。今年は四六時中、働きます」とダジャレも飛び、顔をほころばせた。