「攻殻機動隊」の新作情報や伝説の「ビーストウォーズ」実写化の噂など、2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!

引用元:Movie Walker
「攻殻機動隊」の新作情報や伝説の「ビーストウォーズ」実写化の噂など、2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!

1月末~2月頭にかけて発表され、話題となったアニメ関連のニュースをファンの声と共におさらい。「ONE PIECE」の実写ドラマ化、「攻殻機動隊」シリーズ史上初となるフル3DCGアニメーション「攻殻機動隊 SAC_2045」のキャスト情報など見逃していた人は要チェック!

【写真を見る】「ONE PIECE」実写化に寄せた尾田栄一郎のコメント

■ 「ONE PIECE」のハリウッドで実写ドラマ化がついに動きだす!

全世界累計発行部数が4億6,000万部越えの人気漫画「ONE PIECE」。2017年に実写ドラマの製作が発表され話題を集めたが、この度、Netflixがトゥモロースタジオと集英社と提携​し、全10話のオリジナルドラマとして全世界独占配信することが決定した。

脚本は「エージェント・オブ・シールド」や、Netflixのマーベルドラマシリーズを手掛けたマット・オーウェンズ​が担当。また、エグゼクティブ・プロデューサーとして「LOST」の​スティーブ・マエダ​、マーティ・アデルスタイン、ベッキー・クレメンツと、前述のマット・オーウェンズが参加する。​さらに、原作者の尾田栄一郎もエグゼクティブ・プロデューサーとして関わることが発表された。

このニュースにネットには、「ハリウッドでどうアレンジされるのか楽しみ」「楽しみでもあり、ドキドキでもある」など、ファンの多い作品ゆえに様々な意見が散見していた。また、未発表のキャストについて妄想を膨らませる人も多いようだ。

■ 「攻殻機動隊 SAC_2045」がNetflixで4月に配信決定!

Netflixオリジナルアニメシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」が、2020年4月に全世界配信されることを発表。これに合わせてメインキャスト及び音楽とオープニングテーマといった情報も解禁された。

メインキャストに名を連ねたのは、田中敦子(草薙素子役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)、阪脩(荒巻大輔役)、仲野裕(イシカワ役)、大川透(サイトー役)、小野塚貴志(パズ役)、山口太郎(ボーマ役)、玉川砂記子(タチコマ役)。神山健治監督による「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズにおいて同役を演じたオリジナルキャストが公安9課を再び演じる。また、オープニングテーマを常田大希(King Gnu)によるプロジェクト、millennium parade(ミレニアムパレード)が手掛ける。さらに、キャストによる劇中台詞、音楽およびオープニングテーマを使用した最新予告編も公開されている。

ファンからも、「公安9課のキャストが続投なのがすごいな」「4月から絶対Netflixに入らないと!」「曲も雰囲気に合っていて良い感じ」といった声が上がっていた。

■ スタジオコロリドの最新作が劇場公開決定!

『ペンギン・ハイウェイ』(18)が第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、第22回ファンタジア国際映画祭今敏賞(ベストアニメーション賞)などを受賞した気鋭のアニメスタジオ、スタジオコロリドによる長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』が6月5日(金)に公開されることが決定し、ティザービジュアルと特報映像が公開された。

本作は「美少女戦士セーラームーン」シリーズなどを手掛けた日本アニメ界の重鎮、佐藤順一とスタジオジブリで『千と千尋の神隠し』(01)に携わったクリエイターの柴山智隆がW監督を務め、キャラクターの繊細な心情の描写に定評がある岡田麿里が脚本を担当する。

物語は、クラスで「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれているちょっと変わった中学2年生の笹木美代が、想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人に毎日果敢にアタックするも、まったく相手にされない。それでもめげない彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった…というもの。

ムゲを志田未来が、賢人を人気声優の花江夏樹が演じており、役柄について志田は「(美代は)自分の気持ちを素直に出す明るくまっすぐな女の子です。ただ、思春期ならではの幼さやギャップも見られますが、そのすべてが彼女の魅力だと思います」とコメント。続けて、花江も「(賢人は)思っていることを全面に出せない男の子。そこから意思がだんだん変わっていって、一人の少年から青年の気持ちに移り変わっていくところが魅力的だなって思います」と説明している。

■ 「ビーストウォーズ」実写化の話が浮上⁉️

映画『トランスフォーマー』シリーズより新作2本の企画が進行中と海外メディアが報じている。1本は好評だったスピンオフ作『バンブルビー』(19)の続編で、もう1本はシリーズを刷新する作品になるとのこと。そして、そのもう1本が、日本でも放送された「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」に基づいた作品になるのでは?という憶測が飛び交っているのだ。

「ビーストウォーズ」とは、カナダ制作のCGアニメーションで、動物や恐竜などに変身するトランスフォーマーたちの戦いを描いたもの。日本語吹替版では、「ガールズ&パンツァー」や「幼女戦記」に携わる音響監督・岩浪美和のもと、子安武人や高木渉、山口勝平、柚木涼香といったいまも前線で活躍する声優たちが暴走(!)。メタ的なものから、時事ネタ、時には下ネタなどのアドリブが炸裂し、特にシリーズ最終章「ビーストウォーズリターンズ」ではオリジナルの原型を留めておらず…、ユーモラスかつ自由奔放すぎる作品として根強い人気を誇っているのだ。

この知らせを聞いたファンからは、「またあの声優たちでやりたい放題やってほしい!」「実写化と聞いて改めて『ビーストウォーズ』見てるけど、声優陣の豪華さがやばい。この人たちがあんな悪ふざけしてたなんて…(笑)」など、当時の吹替声優たちに関する思い出を懐かしむ声がほとんどだった。

また、これらのニュース以外にも、Netflixアニメ「7SEEDS」第2期のOPテーマを、GLIM SPANKYが書き下ろし、上白石萌音が歌うことが発表されるなど、様々なニュースがアニメ界隈をにぎわせていた。(Movie Walker・文/トライワークス)