魚谷侑未、近藤誠一とコンビで解説登場 ほのぼのトークにファンもほっこり/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
魚谷侑未、近藤誠一とコンビで解説登場 ほのぼのトークにファンもほっこり/麻雀・Mリーグ

 首位を快走するセガサミーフェニックスの魚谷侑未(連盟)と近藤誠一(最高位戦)が大和証券Mリーグ2019・2月10日の1・2回戦で初のコンビ解説に臨み、試合中には見せることのないリラックスした表情で、時に的確に、時に笑いを交えてファンを楽しませた。

【映像】近藤誠一×魚谷侑未、ほのぼのトークがファンにも好評

 魚谷がEX風林火山・滝沢和典(連盟)を「勝負に出るときの顔がいい」と評すると「顔?」とセガサミーフェニックスの“白一点”である近藤は機敏に反応した。「誠一さんも表情がいい」とすかさず返答すると、ファンも「ほっこりする」となごんだ。

 2回戦の東3局では初心者に寄り添った解説も披露した。KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)から先制リーチを受けたKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)が、高宮のリーチ宣言牌だった7筒を切ればイーシャンテンをキープ出来る場面だった。

 近藤が「(7筒を切れば)6筒が余っちゃうんでどうするんですかね。なんなら白という選択肢もありますよね」と、ドラは5筒だっただけに白を3枚切っている間にタンヤオ・平和への復活もあると解説すると、実際、沢崎は白を暗刻落とししながらローリングしていった。

 魚谷は白切りを当たり前のように解説する近藤と至極当然のように切っていく沢崎の打ち回しを受け「この白切りは視野が広いというか、普通の人はイーシャンテンに受けたいなと思っちゃいそう」とベテランの落ち着いた打ち回しを称賛しつつも、完成しているメンツを崩すことに慣れていないアマチュアファンの気持ちを代弁した。「自分としては、自分が普通の人だと思っているんですけど」と近藤が突っ込んで来ると「ごめんなさい。失礼いたしました」と即座に先輩の顔を立てた。

 こうしたチームワークの良さが、+338.2で首位を快走するセガサミーフェニックスの強さの源泉なのかもしれない。【福山純生(雀聖アワー)】 

【2月10日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +338.2(72/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +117.9(74/90)
3位 TEAM雷電 +52.3(72/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +45.4(74/90)
5位 U-NEXT Pirates +20.6(72/90)
6位 渋谷ABEMAS +12.1(74/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲267.1(72/90)
8位 EX風林火山 ▲339.5(74/90)

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。