デビュー前の新田真剣佑、当時夢をもらった舞台とは

引用元:Lmaga.jp
デビュー前の新田真剣佑、当時夢をもらった舞台とは

今春、『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』で舞台初主演を果たす新田真剣佑(あらたまっけんゆう)。2月7日に大阪市内でおこなわれた会見で、俳優を目指す際、同作品の初演に影響を受けていたことを明かした。

【写真】会見でさまざまな表情を見せる真剣佑

アメリカに住んでいた12歳のとき、たまたま岸谷五朗・寺脇康文による演劇ユニット「地球ゴージャス」の舞台映像を観た新田。

「それまで舞台を観たことがなかったんですが、その映像を観て『なんだこれは!』と。あとでそれが『星の大地に降る涙』の初演と知って、すごい縁を感じました」と、運命の出会いを語った。

さらに、「ちょうど『役者になりたいな』と思っていた頃で、地球ゴージャスの舞台映像にその夢をもらったんです。だから(主人公の)シャチ役のオファーをいただくなんて、それこそ夢のようなお話でした」と感激をあらわに。

新田が演じるシャチは、戊辰戦争の時に記憶喪失となり、流れ着いた先で出会った少数民族と交流を持つ青年。

作・演出を務める岸谷は、「稽古でも、先頭を切って貪欲なのが真剣佑」と感心するとともに「真剣佑が入ってきて『腹筋クラブ』ができました(笑)。我々の稽古のメソッドに腹筋はなかったんですが、彼が指導を始めて、今では全員がやってます」と、その熱心さを語った。

本作は東京公演を経て、大阪は5月3日~14日に「フェスティバルホール」(大阪市北区)にて。チケットはS席12500円、A席10500円、B席8500円で、現在発売中。

取材・文・写真/吉永美和子