ロックバンド MUCCのヴォーカル・逹瑯がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「JACK IN THE RADIO」。2月3日(月)の放送では、2人組ユニット・The THIRTEENから真緒さん(Vo)、美月さん(Gt)が登場。作詞作曲方法についてお聞きしました。
The THIRTEENは、作曲の際、たまに真緒さんが作ってきたサビのメロディが、美月さんのイメージしていたものと違ったりすることがあるそうで……。
逹瑯:そこでちょっと、(真緒に)「こんな感じにつくってくれない?」みたいなやり取りはないんだ?
美月:いや、基本はあまり言わないかもしれないですね。
真緒:そうね。でも、悩んだら大体サビのメロディは3、4本作ってくんねん。それで、自分が悩んだときは「どれがいいと思う?」っていうのを最後に訊くと。それくらいで、あとはなんも言うてこうへんもんな?
逹瑯:へぇ。なんか、そういうバンドたまにあるじゃん、メロディもヴォーカルが作るみたいな。“作曲するのが逆に難しそう”と思って。
美月:基本、サビは(真緒が)作ってくれるんで、あとのAメロBメロは、一応「こういう空気感で」っていうのだけいただくんで。それでオケ(ヴォーカル以外の音)作って。
真緒:だから、2工程ぐらいですね。「やっぱり、メロディも“シャウト”にしたいから、リフにしちゃって」とか。その工程作業を繰り返して……みたいな。
逹瑯:ん~大変そう。今回も大変でしたか?
美月:大変でした、ほんまにね。作曲を2人でやっているような感覚なので。
逹瑯:よく2人でプリプロ(仮録音)やっているもんね。
真緒:そうですね、2人だから小回りはきくけどね。
美月:きっちり(午後)1時に来て、きっちり8時に帰りますよ。
逹瑯:え、夜中?
美月:いやいや、昼間っす、はい。
逹瑯:何それ、なんかもうサラリーマン(笑)。
美月:ほんまに。大体曲が……もうちょい、いこうがいかまいが、8時ぐらいにはしっかり帰りはるんで。
逹瑯:決めているんだ?
真緒・美月:(笑)。
逹瑯:今日の仕事ここまで、また明日。お疲れ様でした~。残業なし(笑)!
美月:そのあとスーパーに行ったらおるし、みたいな(笑)。
逹瑯:ハハハ。いいね、バンド界の働き方改革(笑)。
(TOKYO FM「JACK IN THE RADIO」2020年2月3日(月)放送より)
MUCC・逹瑯「バンド界の働き方改革
引用元:TOKYO FM+