“魔王”の進撃はどこまで続く?佐々木寿人、個人3連勝で+100ポイント台なるか/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
“魔王”の進撃はどこまで続く?佐々木寿人、個人3連勝で+100ポイント台なるか/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、2月10日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、大事なシーズン終盤で一気に調子を上げてきたKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)。完全復活したと言っていい“魔王”の進撃は、どこまで続くのか。

【中継映像】二階堂・沢崎・佐々木・多井の顔合わせ

 昨期もなかなか調子が上がらなかった佐々木だが、終わってみれば個人スコアは3位。勢いがついてしまえば、その進撃が簡単に止まらないものであることは、自他ともに認めるところだ。大きめなトップを取れば、個人でもチームでもポイントは+100台に突入。さらにリーグの主役級に躍り出る。

 今すぐにでも調子を上げたいのは、EX風林火山の二階堂亜樹(連盟)。昨期、チーム3人で安定感抜群の戦いぶりから、今期も優勝候補の一角と目されていたが、現在地はまさかのリーグ最下位。セミファイナル進出すら危ぶまれている状況だ。攻撃寄りの麻雀を心がけた影響からからか、ラス回避率が昨期より顕著に下がった二階堂が、うっぷんを晴らす勝利を手にできるか。

 もやもやする状況が続くのは渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)。チームは各選手が粘っているものの、リーグ6位とセミファイナル進出に当落線上にいる。多井自身も、気づけば個人ポイントがほぼプラスマイナスゼロに逆戻り。ファンも久々に「最速最強」と呼ばれるほどの強い麻雀を待っている。

 汚名返上を狙うのはKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)。前回登場時には、リーグ史上初となるノーテンリーチをしてしまう失策があった。とはいえマイナス20ポイント程度ではびくともしないほど活躍している泰然自若の大ベテランだけに、この試合であっさりと帳消しにしてしまうかもしれない。

【2月10日1回戦】

EX風林火山・二階堂亜樹(連盟) 個人26位 ▲186.3
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人3位 +210.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人9位 +75.0
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU) 個人12位 +2.8

【2月7日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +338.2(72/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +99.9(72/90)
3位 TEAM雷電 +52.3(72/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +31.1(72/90)
5位 U-NEXT Pirates +20.6(72/90)
6位 渋谷ABEMAS ▲22.1(72/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲267.1(72/90)
8位 EX風林火山 ▲272.9(72/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。