【Amazonサイバーマンデー】ギズが未来やイノベーションを感じたエンタメはこれ! #コレイチ

Amazonのサイバーマンデー企画として、いろんな著名人やメディアがおすすめのエンタメを推す「コレイチ」。ギズモード・ジャパンでも、「今年はこれ楽しんでおきたいよね」なおすすめ作品をチョイスさせていただきました!

ギズのコレイチ

ラインナップはTOP画像のとおりなんですけど、ここではコメントもつけときますね。

小説:『三体』『ハロー・ワールド』
まずは今年話題になった中国発のSF『三体』。標題にもなっているVRゲーム「三体」は3つの太陽があって灼熱にも酷寒にもなるというぶっ壊れた世界設定で、プレイヤーたる主人公には「3つの太陽の動きの法則性を見抜き文明を育て上げる」という無理ゲーが課されます。物語は文革期の中国ともリンクする一方で、量子物理学やさらに未来のサイエンスも絡んできて、謎が謎を呼び続けます。アニメ化も決まりましたし、2010年代を代表する作品になりそうな、スリリングで刺激的な大作です。

今年アニメ映画になったやつ…じゃないほうの『Hello world』は、未来というよりまさに「いま!」を書いたようなSF短編集。webエンジニアといった人たちが、サービスを使って世界を変えていくお話にすごくワクワクします。

音楽:『 WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』『834.194』
第1回 Apple Musicアワードに輝いたビリー・アイリッシュは、現在のイヤホン・ヘッドホンメインの時勢にハマったASMRっぽい音作り、自室で録音した音源がストリームで広がっていく経緯など、まさに現在のアートを体現した存在かと。

サカナクションは音楽はもちろんなんですけど、山口さん自身がCDを手売りしたり、下北沢で路上ライブやったり、ストリーミング全盛のこの時勢にリアルを重視しつつ、その様子をSNSで拡散させたりと音楽の届け方も面白いです。

映画:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ファースト・マン』
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは、1作めが1985年に公開された、もはや古典の域に入ったSF作品。今あらためてシリーズを通してみると、CGではないVFXは目に新鮮です。2作目の『Part II』では未来世界として2015年の様子が描かれるのですが、いまの世界と答え合わせしてみると面白い。『ファースト・マン』も、なんでもCGで合成できる時代に超巨大スクリーンを組み立てて背景にするというXR的な手法を持ち込んだ、イノベーティブな一作です。

ゲーム:『ポケットモンスター ソード・シールド』
タイトルだけ見れば年末のビッグタイトルだよね、なんですが、実際に編集部で話題になったのはこの2作。

『ポケモン』は『ポケモンGo』から続く「現実とゲームの境界を薄くする」というチャレンジの現時点での結節点。『デススト』はゲームスタート時点でプレイの全貌がつかめず、プレイを進めるうちに「あ、そういうことか!」という発見が何度も訪れるのがおすすめですよ。

面白そうだなー、と思ったら、あなたのコレイチを選んでギズにも教えて下さいな!

編集部