引用元：スポーツ報知
幕内最軽量の炎鵬（２５）＝宮城野＝が９日放送のフジテレビ系「ジャンクＳＰＯＲＴＳ」（日曜・後７時）に出演。飛躍の裏に横綱・白鵬の引退宣言があったことを明かした。
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炎鵬は飛躍のきっかけとなったのは、初入幕を果たした２０１９年５月場所だと説明。９日目までに７勝２敗と白星を重ねるが、その後５連敗と勝ち越しを決められないまま千秋楽を迎えた。相手には、こちらも７勝７敗と後がない松鳳山。４８秒の大相撲の末敗れた炎鵬は負け越しが決まった。
精根尽き立ち上がれなかった炎鵬は「泣いてないですけど、１５日間１００％の力を出し切って、体力が１％も残っていなかった状態です」と当時を振り返った。さらに「負けた後、帰りのタクシーで泣いちゃって…部屋の方に入っていったら、ちょうど白鵬関が居まして『ちょっと来い』と。めちゃくちゃ怒られると思ったんですけど、『幕内は甘くないだろ、今お前の力はこんなもんだ。俺が次の場所、必ず勝ち越させてやるから、死ぬ気で稽古するぞ』って言われ、『もし、お前が負け越したら俺は引退する』って言われまして…プレッシャーが」と、この言葉が飛躍となったのだと明かした。
その後の７月場所では、７勝６敗で迎えた１４日目に白星を挙げ勝ち越しを決めた。「ホッとしました。これで横綱辞めなくて済むと…」と安どの表情を浮かべていた。 報知新聞社
