藤崎智、2度目の鳳凰位獲得!最終戦まで着順勝負の大接戦/麻雀・鳳凰位決定戦

引用元:AbemaTIMES
藤崎智、2度目の鳳凰位獲得!最終戦まで着順勝負の大接戦/麻雀・鳳凰位決定戦

 日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトルを争う鳳凰位決定戦の最終日が2月8日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のKONAMI麻雀格闘倶楽部でも活躍する藤崎智が、大熱戦を制し自身2度目の鳳凰位に輝いた。

 3日間、半荘12回戦を終えた時点で4人中首位に立っていた藤崎は、最終日の初戦となる13回戦でトップ。2度目の戴冠に大きく前進したかに見えた。ところが続く14回戦で大きなラスを引いたことで混戦模様に。最終16回戦を前に、西川淳、古川孝次による三つ巴状態になり、最終戦の着順で優勝が決まる展開になった。一時は古川が6万点を超えるトップ目で鳳凰位に最も近づいたが、ここで藤崎が踏ん張り再逆転。ビッグタイトルを手中に収めた。

 栄冠に輝いた藤崎は、「1度目より2回目の今回のほうが嬉しい。僕のような人間がこの場所に(鳳凰位)いていいのか分からないですが、気力体力全てを養い、また次のタイトルに向かって行きたいと思います」と、さらなる活躍を誓っていた。

【最終成績】

優勝 藤崎智 +66.3
2位 古川孝次 +59.3
3位 西川淳 +30.8
4位 吉田直 ▲159.4

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH LIVEから