浜田ブリトニー 仕事中は赤ちゃん“股包み”「育児を気楽に楽しんで」

引用元:東スポWeb

 ホームレスギャル漫画家として話題を呼んだ“永遠の20歳”浜田ブリトニー(40)が5日、都内で初の育児エッセーコミック「ギャル ベイビー」(小学館)の発売記念取材会を開いた。

 浜田はがんの一歩手前である子宮頸部高度異形成を克服して妊娠。昨年4月に第1子女児を出産した。パートナーと別離し、シングルマザーとして仕事と子育てにいそしんでいたが、昨年3月にかつて自身のマネジャーを務め、子供の父親である岩見透(34)と入籍。岩見は境界性人格障害を患っており、一度は破局したが、ヨリを戻した。

 浜田は「出産前は子供が苦手で、見たら逃げていたくらい。でも、子供ができると母性があふれてきた。育児のことをなめていたが、子育ては大変。ずっと面倒を見ていると作画が遅れる。だから、股の間に置いて、その間に仕事した。これが股包み。赤ちゃんは抱っこされている雰囲気で寝てくれた」と語る。

 著書には“ワンオペ育児”をどう乗り切るかのコツが満載されている。「思いつめて、うつになるお母さんもいるが、こんないい加減な育児もあるというヒントになればいいな。同時にお母さんの大変さを旦那さんに分かってもらえる本でもある。育児を気楽に楽しんでもらいたい」。浜田はそう呼びかけた。

 渋谷で野宿するギャル漫画家だった浜田は、作品がウケて海外にも別荘を所有する億万長者に成り上がった。熊本の介護士から上京して売れない芸人になった岩見をマネジャーとして受け入れたが、同棲する一方で周囲に関係を隠し、シングルマザーを選択した。

 浜田は「付き合っているとなるとまずいかなと思って隠していた。彼とは同居していたが、結婚という未来が見えなかった。今は誰もがうらやむ円満夫婦になっていると思う。彼は私以上の親バカの中の親バカ。育児を頑張っていて、いいパパ。体調もいい。180点!」と、一時は存在を隠していた岩見を絶賛した。

 長女は自分と同じギャルの道を歩ませる意向。「絵がうまくなってアシスタントになってくれればいいけど、派手めの服を着せてギャルにする。私も夫もゴルフ好きなので、ギャルゴルファーもいいな。3歳からクラブが握れるらしいので、プロを目指してもいいかな」。ギャルゴルファーとして女子プロの世界に革命を起こせるか?

 また、浜田は第2子への思いを「夫には話していないが欲しい」と告白。「出産はなんとかなるだろうと思っていたが、自然分娩は死ぬほどつらかった。高齢の方は無痛選んだほうが楽。次は無痛分娩を選びたい」と打ち明けた。