元乃木坂46・衛藤美彩、初主演経て映画に「どっぷりつかってしまいそう」

元乃木坂46・衛藤美彩、初主演経て映画に「どっぷりつかってしまいそう」

 元乃木坂46で女優の衛藤美彩が8日、都内で行われた映画『静かな雨』の公開記念舞台あいさつに出席。映画初主演を務めた本作がついに公開を迎え、「映画の世界にどっぷりつかってしまいそう」と女優業への思いが深まった様子を見せた。

仲野太賀へのバースデー花束プレゼント!【イベント写真】

 作家・宮下奈都のデビュー作を映画化した本作は、事故に遭って短期間しか新しい記憶を留めておけなくなった女性・こよみ(衛藤)と、彼女と向き合う青年・行助(仲野太賀)を描くラブストーリー。この日は衛藤や仲野、共演者のでんでん、本作のメガホンをとった中川龍太郎監督も登壇したほか、終盤には原作者の宮下もサプライズ登壇し、7日に誕生日を迎えたばかりの仲野に花束を贈呈するなどして会場を沸かせた。 衛藤は本作で映画初主演。「初めてオファーをいただいた時は不安の方が大きかった」と振り返ると、「グループ(乃木坂46)にまだ参加していた時期だったので、いろいろ調整も大変だったんですけど、スタッフの方々に支えられました。一年経って、皆さんに観てもらえる日が来て、嬉しい気持ちでいっぱい。こんな感情になったのも初めて。映画ってすごくいいなと思いました」と感想を述べ、「映画の世界にどっぷりつかってしまいそう」と今後の女優業にも前向きな姿勢を見せた。 ダブル主演を務めた仲野との共演も刺激的だった様子で、「太賀さんとのシーンが多くて、年齢も同い年。想像していたよりも気さくで、たくさん話しかけてくれたりしてわたしの緊張をほぐしてくれた。楽しく撮影ができました」と感謝した。 また、パチンコ屋の前で一人たいやき屋をやるヒロインについては「たいやき屋を一人、パチンコ屋の前でやっている女の子は調べたけどいなかったです。わたし自身は一丁焼きの存在すら知らなかった」と何もないところから役づくりを始めていったという。「監修してくださったお店に実際に行って教えてもらって。ずっとそこで働いている人に見えるようにたくさん勉強しました」と奮闘したことを明かした。

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