ヘンリー王子、演説で母を失ったトラウマ赤裸々に

引用元:日刊スポーツ
ヘンリー王子、演説で母を失ったトラウマ赤裸々に

6日、王室離脱後初めての公の場となるイベントに出席し、基調演説を行ったと報じられたヘンリー王子夫妻。

【写真】ヘンリー王子とメーガン妃

マイアミで開かれたJPモルガン主催の「オルタナティブ投資サミット」に出席した情報筋がニューヨーク・ポスト紙に明かしたところによると、ヘンリー王子は集まった大勢の富裕層たちを前に、1997年に母ダイアナ妃を事故で失った子供時代のトラウマについて赤裸々に語ったという。

まずはメーガン妃が、夫妻と親しいことで知られる著名なTVパーソナリティーであり、米CBSニュースの中心者でもあるゲイル・キングに紹介され、夫である王子への愛の言葉を述べた後、王子を自ら紹介。

王子は自分の精神面の問題や、母を失ったトラウマを乗り越えるため、数年にわたりセラピーを受けてきたことなどについて語ったという。情報筋はさらに、「王室離脱についても触れ、自分とメーガンにとっていかに困難だったか、それでも、家族を守るための決断を後悔していないと話した。自分と同じ目に遭わせたくないようだ」としている。

ヘンリー王子は2017年、英紙のインタビューで、20代後半になっても母ダイアナ妃の死による痛手から立ち直れず、セラピーを受け始めたことを告白。

「母の死から20年近く、全ての感情を閉じてしまっていたため、28歳になるまで自分の深い悲しみに気づかなかった」と明かした。

夫妻の離脱後初のインタビューについても、さまざまな臆測が飛び交っているが、ポスト紙は、夫妻とプライベートでの結びつきが強い有名司会者のキングが、初インタビューの権利を獲得する可能性が高いと報じている。(ニューヨーク=鹿目直子)