矢野顕子×上妻宏光が民謡をテーマにした新ユニット結成、3月にアルバムリリース

引用元:音楽ナタリー

矢野顕子と上妻宏光によるユニット「やのとあがつま」が始動。2020年3月4日に1stアルバム「Asteroid and Butterfly」をCDとアナログで同時リリースする。

【写真】やのとあがつま「おてもやん」配信ジャケット(メディアギャラリー他2件)

2013年にアメリカ・ニューヨークで行われた和太鼓奏者の公演で矢野が上妻のプレイを観たことがきっかけとなり、以降数々の共演を重ねて親睦を深めてきた2人。「やのとあがつま」は上妻の「矢野さんと日本の民謡を音楽(=MUSIC)として創ってみたい!」という提案に矢野が「上妻さんの“声”をもっと生かしたい」と応えて始まった、民謡をテーマとしたプロジェクトとなっている。

「Asteroid and Butterfly」には日本最古の民謡と言われている富山県民謡「こきりこ節」や、宮城県民謡の櫓漕き歌「斎太郎節」といった民謡カバーに加え、矢野の楽曲「ふなまち唄 Part I」「Part II」に新たな息を吹き込んだ「ふなまち唄 Part III」、書き下ろしの新曲など全9曲を収録。矢野のピアノと上妻の三味線演奏はもちろん、ゲストとして仙波清彦(Per)や、12歳の民謡歌手・白戸琴菜らも参加している。

本日12月5日24:00にはアルバム収録曲「おてもやん」の先行配信がスタート。また2020年5月より全国ツアー「やのとあがつま(矢野顕子&上妻宏光)Japan Tour 2020 – Asteroid and Butterfly -」が開催されることも決定した。詳細はオフィシャルサイトにて確認を。

■ やのとあがつま「Asteroid and Butterfly」収録曲
01. こきりこ節
02. おてもやん
03. 会いにゆく
04. 弥三郎節
05. あいや節
06. いけるかも
07. 淡海節(引き潮から満ち潮へ)
08. 斎太郎節
09. ふなまち唄 PART III