eill、もともとは音痴だった!? 母に「下手だから歌手は諦めなさい」と言われて…

引用元:J-WAVE NEWS

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。12月1日(日)のオンエアでは、eillが初登場。デビューまでの道のりや11月6日にリリースしたファーストアルバム『SPOTLIGHT』に込めた思いについて語った。

韓国でオーディションを受け続けた日々

eillは10代のときから韓国のアーティストやドラマを好み、アーティストを目指したきっかけも中学校のときに聴いた少女時代やKARAだった。中学生のeillにとって彼女たちは完璧な強い女性に見え、すべてが輝いた存在だったのだとか。

自分もアーティストになりたいと韓国でオーディションを受け始めたが、通過には至らなかった。諦めて日本でオーディションに応募したところ、見事合格。ところが、ここからが本当に険しい道のりだったと語った。

eill:韓国では練習生になったらデビューができるんですが、日本の場合は事務所に入れたとしてもデビューするまでに自分でライブハウスに行ったりブッキングしたりと、やらなくてはいけないことがたくさんありました。想像以上にデビューまでが難しかったです。

歌は「下手なんだから諦めなさい」と言われていた

eillは歌手を志していたが、もともとは音痴で、母親から「下手なんだから諦めなさい」と言われるほどだったとか。しかし、3カ月間ビヨンセの『Listen』をひたすら練習。歌えるようになった頃には、母親から「やっぱり才能あるかも。ボイトレ行きなさい」と手の平を返されたというエピソードを語った。

クリス:愛のムチで、最初に厳しいことを言って本気度を試したのかな。その後、『Listen』が歌えるようになってからは他の曲も歌えるようになった?
eill:教えていただいていた韓国のボイストレーナーの方がとても厳しく、叩きのめされました。1年くらい毎日ボイトレに通って練習したら、どんどん声が出て他の曲も歌えるようになりましたね。

ファーストアルバム『SPOTLIGHT』に込めた思い

オンエアでは、ファーストアルバム『SPOTLIGHT』から表題曲をお届けした。クリスは、アルバム名とこの曲に込めたメッセージを訊いた。

クリス:これはやっぱり「スポットライトを浴びたい」とか「やっと浴び始めた」っていうニュアンスですか?
eill:そうですね。自分が自信を持って光を浴びている姿を想像して作ったんですけど、でもその光って自分から行かないと当たれないなと思っていて。「人生を照らすのは自分だ」というメッセージを込めました。
クリス:何か欲しければ自分から行かないといけない、と。ちなみにこの曲は少し後ろ向きな歌い出しだけど、自分自身はポジティブ思考?
eill:ポジティブなんですけど、落ち込んだときはひどいです。でも、そこからの這い上がり精神もすごいかも。落ち込んでからの「結局、私は私だ!」っていう気持ちに持っていく曲なので、私自身の性格が出てるなと。
クリス:なるほどね。歯を食いしばっても上に戻ってやろうということだね。