満開の季節まであと少し?岡田紗佳、勝負の“サクラリップ”効果はいかに…/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
満開の季節まであと少し?岡田紗佳、勝負の“サクラリップ”効果はいかに…/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、2月7日1回戦に出場する4選手を発表した。注目はリーグ2位と奮闘するKADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳(連盟)。ファンからプレゼントされたという勝負の“サクラリップ”の効果はいかなるものか。

【中継映像】滝沢・岡田・萩原・朝倉の顔合わせ

 涙の初勝利、プレッシャーに耐える表情、颯爽と歩く入場シーンなど、対局だけでなくその振る舞いでもファンを魅了する岡田だが、ここのところ成績は下降線。気づけば個人順位は25位まで下がってきた。麻雀に真摯に打ち込む姿勢は自他ともに認めるところで、今はとにかく内容よりも結果が欲しい時期だ。美しい「役満ネイル」に加え、ファンからもらった「サクラリップ」も味方につけて、久々の勝利者インタビューに登場できるか。

 その岡田の1つ下、個人26位で歯を食いしばるのがTEAM雷電・萩原聖人(連盟)だ。持ち前の門前・手役派を捨ててまで勝利をもぎ取った試合もあったが、一気に突き抜けるような成績も残せていない。チームメイトの2人がプラス域で踏ん張っているだけに、個人成績でも肩を並べて、がっちり組める位置まで戻したいだろう。

 チームとしての結果が欲しいという意味では、今回の4チームではEX風林火山がもっとも渇望するところ。リーグ7位は、昨年までなかったセミファイナル(6位までが進出)という新たな壁に阻まれる位置だ。滝沢和典(連盟)が自らのあらゆる引き出しを開ければ、奥にしまわれた勝利も見つかるはずだ。

 Mリーグの厳しい風雪に耐え、しっかりと順位を上げてきたのがU-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)。最近では試合終盤に見せる、卓にのめり込み、さらには突き刺すような視線と表情が印象的だと、ファンの間でも話題になっている。ネット麻雀界の雄ながら、凄みすら感じさせる戦いぶりに、今夜も注目が集まる。

【2月7日1回戦】

EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人13位 ▲21.6
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人25位 ▲146.1
TEAM雷電・萩原聖人(連盟) 個人26位 ▲151.5
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) 個人11位 +27.9

【2月6日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +338.2(72/90)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +99.9(70/90)
3位 TEAM雷電 +41.3(70/90)
4位 U-NEXT Pirates +37.9(70/90)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +31.1(72/90)
6位 渋谷ABEMAS ▲22.1(72/90)
7位 EX風林火山 ▲259.2(70/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲267.1(72/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。