名コンビ、迷コンビ?瀬戸熊・日吉の“助け合い”トークにファン爆笑/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
名コンビ、迷コンビ?瀬戸熊・日吉の“助け合い”トークにファン爆笑/麻雀・Mリーグ

 静と動、絶妙なバランスの実況と解説が、試合をさらに盛り上げた。大和証券Mリーグ2019・2月6日の試合において、熱烈実況で人気上昇中の日吉辰哉と、解説を務めていた瀬戸熊直樹(連盟)がお互いの仕事をフォローする掛け合いで、ファンを沸かせた。

【映像】瀬戸熊&日吉の名コンビによる“楽しい放送席”

 ファンの興奮に寄り添うような絶叫、ユニークな比喩表現など、独特の調子でゲームを実況する日吉に対して、淡々と要点を語る瀬戸熊は対照的なテンション。

 この日、ファンがじわじわ盛り上がっていったのは、日吉のミスをすかさず瀬戸熊が冷静にフォローした場面。連続ラス回避記録中の選手を「佐々木寿人(連盟)の連続ラス回避記録ですが…」と誤って伝えた日吉に対して「近藤誠一(連盟)さんですよね」とツッコミを入れた。

 さらには中盤、リーチがかかっている緊迫した場面で「5・8筒はリーチに通っていないが、5筒を切るのか…!」と口にした日吉。しかし8筒はリーチ者の現物、2筒は一発目に通っている牌。これに対し瀬戸熊が「2筒と8筒は通ってて、スジですよ、スジ」とまたすかさず訂正。

 この日、これ以外にも瀬戸熊は日吉のミスにフォローを入れていたが、戦況に大きく関わる場面でのこのミスには、親しみを込めての笑顔で対応した。

 逆に、瀬戸熊も説明が追い付かないスピーディーかつ緊張した場面においては、日吉からしっかりフォローを受けており、「助け合っていきましょう」と声をかけられていた。

 この掛け合いもまたファンを楽しませ、「助け合いの精神」「辰熊コンビ好き」と投稿が相次いだ。また、最後まで熱っぽく実況を行う姿に「日吉実況いいよ、ちょっとのことでもそのテンションで言われたらワクワクするもん」とツイッター上でも投稿があるなど、日吉は瀬戸熊との好相性もあり、いつも以上に試合を盛り上げていた。

 日吉は今期からリーグの実況を担当。解説者も巻き込み番組のテンションを高めていくスタイルで、ファンを獲得している。瀬戸熊とは同じ連盟所属ということで親交も深く、連盟チャンネルでの番組内においても共に実況・解説を行っている。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。