小林幸子、初音ミクとのコラボ動画がバズり中! アニメ「ポケモン」ED曲をセルフカバー 派手なプロモ打たず…ラスボス流の粋な計らい

引用元:夕刊フジ

 若いネットユーザーからも“ラスボス”の愛称で人気の歌手、小林幸子(65)が人気ボーカロイドの初音ミクとの初コラボで22年前に歌った人気アニメ「ポケットモンスター」のエンディング曲をセルフカバー。ニコニコ動画に突如公開し話題となっている。

 小林といえば『おもいで酒』や『雪椿』など数多くのヒット曲を世に放ち、「NHK紅白歌合戦」に34回出場するなどベテラン歌手としても実績を誇る一方、近年はボカロ曲に挑戦したり、コミケやニコ動でも活動し、若い世代からも“ラスボス”として支持されている。

 今回公開した『ポケットにファンタジー』は、今月に世界同時発売されたゲーム最新作『ポケットモンスター ソード』『ポケットモンスター シールド』が発売初週に600万本のセールスを記録するなど世界中から愛される「ポケモン」のオリジナルアニメの3代目エンディング主題歌。

 1997年当時は小林と井端珠里による「さち&じゅり」名義で発表されたが、今回22年の時を経て名曲が懐かしのゲームボーイをほうふつとさせる映像とともに突然復活を果たしたことで「懐かしい!」「涙腺崩壊」など反響を呼んでいるのだ。

 芸能評論家の三杉武氏は語る。

 「もともとこの曲は歌詞が描く世界観もあり、アニメ好きの間では発表当時から大人も泣ける“神曲”として知られていました。『ポケモン』が20年を超える長い歴史を経て、今や世界中で親子2代にわたり愛されるコンテンツとなる中、このタイミングでの発表にはファンも感慨深いものがあるでしょう。派手なプロモーションをせず、動画投稿という形で公開したのも幸子さんらしい」

 小林も「ミクちゃんとの初コラボを思いっきり楽しんでみました。セルフカバーとして初めての投稿だったので緊張でしたが、皆さんに喜んでもらえたようでとても幸せです」とコメントを寄せる。

 まさにアニメファンやポケモンファンに贈るラスボス流の粋な計らいというわけだ。