寺脇康文も戸惑った!? 笑い上戸な女優たち「みんなちょっと落ち着こう、とか言って

引用元:J-WAVE NEWS
寺脇康文も戸惑った!? 笑い上戸な女優たち「みんなちょっと落ち着こう、とか言って

J-WAVEで放送中の番組『VOLVO CROSSING LOUNGE』(ナビゲーター:アン ミカ)。1月31日(金)のオンエアでは、ゲストに俳優の寺脇康文が登場。芝居にかける思いや岸谷五朗と主宰する劇団ユニット「地球ゴージャス」について語った。

長いキャリアで変化したこと

今回が初対面となったアン ミカと寺脇だが、なごやかに番組はスタートした。1984年の俳優デビューから今年36年目を迎える寺脇に、アン ミカはさっそくこんな質問を投げかける。

アン ミカ:キャリア的には大ベテランの域ですよね。歳を重ねて役者の仕事は変化していますか?
寺脇:もちろん正解も教科書もない仕事なので、どれが良い悪いはないけど、変化はありますね。若いときは台本を読んで「ここはこういうふうに言ってやろう」とか「こんな表情で言ってやろう」とか頭で考えていたところがありました。でも最近はセリフだけ覚えていって、どんな言い方になるかは現場の広さや監督の手法、カメラの位置や相手、その場でセッションしていい演奏ができればいいなというように変わってきました。
アン ミカ:素敵。ジャズっぽい感じですね。
寺脇:「この人がこういう演奏をするんなら、こっちはこう弾いとこうか」とか、「静かになったぞ、いけソロだ!」みたいな(笑)。
アン ミカ:セリフは頭に入っていて、その場の化学反応で楽しんでいるわけですね。
寺脇:だから現場に正解があるような気がしますし、その場にその役としていられたらいいなというふうになってきましたね。 寺脇康文も戸惑った!? 笑い上戸な女優たち「みんなちょっと落ち着こう、とか言って(笑)」 J-WAVEで放送中の番組『VOLVO CROSSING LOUNGE』(ナビゲーター:アン ミカ)

「こいつとは一生一緒にやっていくな」

寺脇のライフワークとも言える岸谷五朗と主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」は、今年で結成25周年を迎える。寺脇は「(岸谷)五朗ちゃんと銀婚式ということですね」とコメント。

アン ミカ:「地球ゴージャス」はどのように誕生したんですか?
寺脇:三宅裕司座長の劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」で僕と五郎は出会って、その日に「あっ、こいつとは一生一緒にやっていくな」という運命的なものがありましたね。
アン ミカ:ビビビとくるものがあったんですね。「地球ゴージャス」公演のキャスティングも寺脇さんと岸谷さんが進められているんですか?
寺脇:そうですね。五朗ちゃんと会うと世間話から始まるけど芝居の話が主だから「あの人いいよね」「あの人に出てもらいたいよね」っていう話をいつもしています。

これまで「地球ゴージャス」の舞台には、黒谷友香、小泉今日子、石田ひかり、本田美奈子、大地真央、唐沢寿明、中村雅俊、三浦春馬など、豪華な俳優たちが出演している。

アン ミカ:25年の歴史の中で苦労も多かったんじゃないですか?
寺脇:もちろんラクではないですけど、苦しみも含めて楽しいですね。苦しみのない楽しみはないと思っているので。だから一作品一作品を最高傑作にしようという気持ちでやってきました。

寺脇は「苦労というわけではないけど」と前置きしつつ「キョンキョン(小泉今日子)と森 公美子さんと高島礼子ちゃんはけっこう笑い上戸で、本番中に笑っちゃったことがあった」と明かした。

アン ミカ:笑いが止まらないやつですね(笑)。
寺脇:どうしようもないから、俺が出番でもないのに舞台に出て「みんなちょっと落ち着こう」とか言って(笑)。
アン ミカ:あはは(笑)。舞台で本気で笑って止まらないってすごくないですか?
寺脇:なにかがツボにハマったみたいなんです。
アン ミカ:私たちは舞台と言ったら緊張感があるものだと思いますけど。
寺脇:それを飛び越えておかしくなっちゃったんでしょうね。