サバプロ・Yoshが明かす、バンド結成まで。「ヤバいという思いしかなかった」日々を超えて

引用元:J-WAVE NEWS
サバプロ・Yoshが明かす、バンド結成まで。「ヤバいという思いしかなかった」日々を超えて

J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。クリス・ペプラーが音楽を聴く隠れ家=「オトアジト」に毎週ゲストを迎え、大人な音楽談義を繰り広げる。2月1日(土)のオンエアでは、Survive Said The Prophet(以下、サバプロ)のボーカル・Yoshが登場した。

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サバプロは1月15日にアルバム『Inside Your Head』をリリースし、2月21日から全国22都市23公演のワンマンツアーを控える。また、Yosh自身はPlayStation4用ゲームソフト『FINAL FANTASY VII REMAKE』の主題歌を歌唱。順風満帆に見えるが、今に至るまでの道のりは決して平坦ではなかった。オンエアではクリスが、Yoshが乗り越えてきた壁を聞いた。

大学卒業してオフィスに行ったら…

Yoshはバイリンガルだが、海外育ちではない。両親はともに日本出身だが、出会いはアメリカのオレゴン州だったのだとか。東京で暮らし始めてYoshが誕生。両親は米軍基地で働いていたが、アメリカ人という枠ではないため、Yoshとしては「いつもどこか中途半端な」気持ちで、日本の小学校では子どもたちと馴染めなかったという。その後、インターナショナルスクールに通い始めると“英語で会話はできるが、読み書きの勉強をしたことがない”という問題に直面した。

そんな苦労を経て、アメリカの大学へ進学、卒業した。サバプロ結成までには、ショックな出来事があったという。

クリス:サバプロはどうやって結成したの?
Yosh:インターンをやっていたところで、「一緒に仕事を立ち上げる」と言われた相手がいたんですけど、大学卒業してオフィスに行ったら「え、ここに君の仕事はないよ」って言われて……びっくりしながら日本に帰ってきました。けっこうショックで。ヤバかったです。
クリス:騙されたという感じ?
Yosh:うーん、まあそういった言い方はあまりしたくなくて、彼も彼でいろいろな考え方があって、僕の足りない部分がたくさんあったなかでの最終的な判断が「一緒に仕事ができない」というような考えで終わっただけであって。
クリス:そうか……。まあよかったよね、それがあったから今の自分がいるわけだから。