炎に魅入られた喜美子「スカーレット」第17週 八郎との亀裂、荒木荘の面々との再会……そして再出発

引用元:ねとらぼ
炎に魅入られた喜美子「スカーレット」第17週 八郎との亀裂、荒木荘の面々との再会……そして再出発

  滋賀・信楽で育った少女が、やがて男性ばかりの陶芸家の世界に飛び込み、自分だけの陶芸を目指していく物語「スカーレット」。今週も視聴者の評価と感想をお届けします。

【画像】出演者のオフショット

●「スカーレット」第17週(1月27日~2月1日放送)のあらすじ

 喜美子(戸田恵梨香)は、眠りながら寄り添う八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)を見て動揺するが、ひとり穴窯と向き合い、目標温度を達成する。ひと安心した朝、鮫島(正門良規)がやってきて、電話で直子(桜庭ななみ)に公開プロポーズする。

 一方、三津は、八郎への思いを隠し川原家を去る。その翌日、取り出した穴窯の作品は焼きが足らず失敗。さらに2回目も失敗してしまう。多額のまき代がかかる穴窯での作品作りを続けるため、武志の貯金まで使おうとする喜美子。八郎は反対するも喜美子は聞く耳を持たず、八郎はついに武志を連れて家を出る。

 聞きつけた照子(大島優子)が怒り心頭で説得するが、喜美子は穴窯を成功させることしか頭にない。度重なる失敗に絶望した喜美子は、百合子(福田麻由子)と信作(林遣都)の勧めで大阪のちや子(水野美紀)を訪ねる。

 そこには、歌手として成功した雄太郎(木本武宏)、大久保(三林京子)、さえずりのマスター(オール阪神)の姿が。大阪時代を支えてくれた人たちとの再会が喜美子を励まし、信楽に戻った喜美子はもう一度、穴窯に挑戦する決意を固める。(「スカーレット」公式サイトより)

●「スカーレット」第17週のネット上での評価

 ネット上での『スカーレット』第17週の評価は、「ポジティブ」が 77.9%となりました。

●第17週最大の盛り上がりポイントは1月29日。喜美子と八郎の進む道が違えた第99話でした。

 スカーレット第17週で、もっとも盛り上がったのは、1月29日。借金をしてでも三回目の釜炊きを行いたい喜美子と、なんとか説得し止めさせようとする八郎。二人の間には大きな溝が生まれてしまい、八郎が武志を連れて出ていくと告げた第99話でした。

●「今やから言うけど、穴窯やりたい」

 二度目の窯炊きに失敗し、八郎は経済的な負担により穴窯は中断しようと喜美子を説得します。喜美子は八郎の言葉に耳を傾けるも、険悪な空気に……。この空気を一気に変えたのは、結婚について報告をしに訪れた信作と百合子でした。2人の登場に、ネット上では「ではご覧ください。今日の信作劇場」「喜美子の前では、ピエロになって喜美子の幸せを願う信作」や「信作のご挨拶はあれで良かったのか?」など、視聴者はほっこりした様子でした。

 信作と百合子を見送った後、落ち着きを取り戻した喜美子と八郎は縁側に座り、「『今やから言うけど』やる?」と“今だから言えること”を言っていく流れに。ニンジン嫌い暴露する八郎に対し、穴窯を続けたいと喜美子が本音を吐露しました。これに対しネット上では「芸術とは何か、芸術をする者の生き様とは、業とは何か。本物のスパルタ朝ドラだ……」といったコメントが見られました。

 そして八郎は「わかってくれたんちゃうんか……」と、語気を強め、息子の武志を連れて出ていくと言い、家を出ました。