バカリズム、架空OLブログの映画化に喜びも「恥ずかしい感覚」

引用元:オリコン
バカリズム、架空OLブログの映画化に喜びも「恥ずかしい感覚」

 お笑い芸人のバカリズムが4日、都内で行われた映画『架空OL日記』(28日公開)完成披露試写会に出席。自身が原作・脚本・主演を務め2017年に読売テレビなどでドラマ化された同作が映画化されることになったが「本当に夢みたいですし、ドラマの時からそうだったんですけえど、本当に現場が楽しくて、空き時間とかもみんなでお弁当を食べたりしていたので、みなさんに思い出ビデオを見せる恥ずかしい感覚。本編だけど、メイキングみたいな感じです」と率直な感想を打ち明けた。

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 原作は、バカリズムが06年から3年の月日をかけて、銀行勤めのOLのフリをしてネット上につづっていたブログを書籍化したもの。ブログの読者は“本物のOL”と騙され続けていた本作が、ドラマ化された際には女性を中心に高い支持を獲得。バカリズム本人がそのままの姿でOLに扮していることも話題を集め、優秀番組・個人・団体を表彰する『第55回ギャラクシー賞』で奨励賞、バカリズム本人は、優れた脚本作家に与えられる『第36回向田邦子賞』を受賞した。

 憂うつな月曜日の朝。銀行員OLの“私”(バカリズム)の1週間が始まった。眠気に耐えながらもきっちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く。

 イベントにはそのほか、夏帆、臼井あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、坂井真紀、住田崇監督も出席。作品同様に思い出話に花を咲かせたキャスト陣だったが、バカリズムは「台本はかっちりあるんですけど、余白のところがけっこう使われていたりしています。おそらく期待通りの内容になっていて、みなさんが思う『こんなんだったらいいな』が、まんま見られると思います」と呼びかけていた。