新婚バカリズム恐縮「お金払って見てもらうなんて」

引用元:日刊スポーツ

昨年のクリスマスイブにアイドルグループでんぱ組.incの元メンバー夢眠ねむ(年齢非公表)と結婚した、お笑い芸人バカリズム(44)が4日、都内で原作、脚本、主演を務める映画「架空OL日記」(住田崇監督、28日公開)の完成披露試写会の舞台あいさつに出席した。

バカリズムが公開のイベントに登場するのは、結婚後初めて。舞台あいさつを終えて退出する際、取材陣から「結婚生活はどうですか」と声を掛けられると、無言のまま、2回うなずいて笑顔を見せた。

バカリズムが演じる主人公のOLの役名は「私」。舞台あいさつでは「『架空OL日記』の『私』役を担当しましたバカリズムです。本当に夢みたい。現場が楽しくて、空き時間に一緒にお弁当を食べるなどして、本編なんですけど思い出ビデオ、メイキングを見せるみたいな感じ。それをわざわざ、お金を払って見てもらうなんて」と笑った。

17年4月期に日本テレビ系で連続ドラマとして放送された作品の映画化。他のキャストとの再会に「夏休み明けの初日みたいな感じ。ちょっといい服みたいな感じでした」と振り返った。

物語はバカリズムが演じる主人公の「私」は、みさと銀行一般職OLで実家住まい。ややインドア派で、なにかとややズボラ気味な性格の「私」の日常のOL生活を描く。「24歳のOL」という設定でありながら、女装はせず、女言葉も使わないが、周囲の人間は全員、見た目がバカリズムのままの「私」を普通のOLとして扱う、シュールなバカリズムワールドが展開される。

他に夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、坂井真紀が出席した。

原作の「架空OL日記」は、バカリズムがOLになりきって、06年から3年間、架空の日常をつづったブロク「架空升野日記」を13年に書籍化したもの。17年4月期には日本テレビ系で連続ドラマ化されて、向田邦子賞を受賞している。