川中美幸、落語家との二刀流目指す「いつか落語会をやってみたい」10回目の明治座公演開幕

引用元:スポーツ報知
川中美幸、落語家との二刀流目指す「いつか落語会をやってみたい」10回目の明治座公演開幕

 歌手の川中美幸(64)が4日、東京・日本橋浜町の明治座で「川中美幸特別公演」(25日まで)を開幕させた。

 川中にとって10回目の明治座公演。下町の銭湯を舞台とした人情喜劇とコンサートの2部構成で「10回目は、あっという間だけど、すごいこと。お笑いが好きで、ずっと喜劇をやりたかった。今回は今までやってきたことの集大成になるのかな」とかみ締めるように語った。

 昨年、あるイベントで初お披露目した落語にも改めて挑戦。「1回披露した落語をまさか明治座でやるとは。色んな方のビデオを見ました。いつか自分の落語会をやってみたいという大きな夢ができました」。共演の井上順(72)から「野球界の二刀流は大谷翔平。歌謡界の二刀流は川中美幸さんですよ。歌ってよし、演じてよし!」とたたえられたが、川中は「もう一つ!」と欲張り、笑いを誘った。

 5日に新曲「海峡雪しぐれ」を発売する。川中にとっては令和初の新曲だ。「時代が新しくなりましたが、古き良き演歌の王道も大切にしたいと思って作りました。今年はこれに懸けたいと思います」とヒットを願った。 報知新聞社