桂文枝、梓みちよさんに感謝 『新婚さん』を「メジャーにしてくれた」

 「こんにちは赤ちゃん」「二人でお酒を」などの流行歌で知られる昭和の名歌手、梓みちよ(あずさ・みちよ、本名・林美千代=はやし・みちよ)さんが心不全で亡くなっていたことが3日、分かった。

 梓さんは71年7月から78年2月までテレビ朝日系バラエティー「新婚さんいらっしゃい!」で2代目アシスタント務め、MCの落語家、桂文枝(当時三枝)との絶妙な掛け合いで、放送開始直後の番組の人気を高めた。文枝はこの日、追悼コメントを発表し、「『新婚さん』の番組がメジャーになったのは、みちよさんのおかげです。八重歯があって可愛いイメージですが、どちらかというと、サバサバした方でした」となつかしみ、「とても元気な方だったので、信じられません」と驚いていた。