ベルリン銀熊賞、ロシア人作家セルゲイ・ドヴラートフの6日間描く映画公開

引用元:映画ナタリー
ベルリン銀熊賞、ロシア人作家セルゲイ・ドヴラートフの6日間描く映画公開

ロシアの作家セルゲイ・ドヴラートフを描く「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」が、4月25日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。

第68回ベルリン国際映画祭で芸術貢献賞の銀熊賞を獲得した本作。1971年のソビエト・レニングラードを舞台に、ジャーナリストとして働きながら文筆活動にいそしんだドヴラートフの6日間が切り取られる。またアレクサンドル・プーシキン、フョードル・ドストエフスキー、アントン・チェーホフといった近代ロシア文学を代表する作家や、同時代に活躍したフランツ・カフカ、ワシリー・カンディンスキー、アーネスト・ヘミングウェイなどのエピソードも登場する。

監督は「神々のたそがれ」のアレクセイ・ゲルマンを父に持つ、アレクセイ・ゲルマン・ジュニア。セルビア人俳優ミラン・マリッチがドヴラートフを演じたほか、「ヴァンパイア・アカデミー」のダニーラ・コズロフスキー、「裏切りのサーカス」のスヴェトラーナ・コドチェンコワ、「裁かれるは善人のみ」のエレナ・リャドワが脇を固めた。撮影は「ゴッホ~最期の手紙~」のウカシュ・ジャルが担当する。

(c)2018 SAGa/ Channel One Russia/ Message Film/ Eurimages