Hey! Say! JUMP・知念侑李、舞台初主演 4月上演『照くん、カミってる!』で探偵に

Hey! Say! JUMP・知念侑李、舞台初主演 4月上演『照くん、カミってる!』で探偵に

 Hey! Say! JUMPの知念侑李が、そこそこ本格ミステリ『照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~』で主演を務めることが決定した。知念の舞台出演は2012年の『JOHNNYS’ World』以来約8年ぶりで、初のストレートプレイで舞台初主演となる。

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 本格的な謎解きが盛り込まれた“そこそこ本格ミステリ”で、コメディ要素もふんだんに盛り込まれる本作。知念は、“極度のめんどくさがり屋な探偵”能神照(のうがみてる)という、かなりクセの強いキャラクターを演じる。演劇界の鬼才・河原雅彦が演出を担当し、しっかりとした作劇と抜群のコメディセンスに定評のある気鋭の脚本家・須貝英とタッグを組み、スリリングかつ笑いのある探偵ストーリーを創り上げる。

 大学生の能神照(知念)は、旧家・宇曾月家(うそつきけ)を中心にまとまっている、東北と関東の境目にある小さな集落、天狩村に赴く。十三代目当主・宗八が亡くなり、次期当主は彼の息子・喜八になると思われたが、意外にも喜八の娘の八菜が当主に指名される。彼女は莫大な権力を妬まれて、家族の何者かに命を狙われ、照の兄のミステリ作家で、旧知の久に相談をもちかける。照は、彼の代理で天狩村に派遣されたのだった。

 照と同じ夜間学部に通う中年大学生の明智大五郎と共に、嫌々、村にやって来る照。そこで彼を待っていたのは、宇曾月喜八や、その妹の貴八子をはじめとする、一癖も二癖もある個性的な人々だった―。そして、不穏な空気が漂う中、ついに悲劇が起こる…。はたして、照と大五郎は、山間の旧家で起こった殺人の謎を解くことができるのか!?

 知念は「河原さんのお話ではシリーズ化を希望されているそうで、そんなことを先に言ってしまうと実現しなかった時が心配ですが」と笑い、「先々に大きな野望があるというのもより面白い挑戦になりそうです」と作品への期待を明かす。さらに「僕としては舞台俳優デビューとなるので、ここで人生が変わるかもしれませんし、未来へつながる作品の記念すべき第1弾となるのか、逆にこれで…なのか(笑)。いずれにしても貴重な作品になるはずなので、楽しみにしていてください。全力で、がんばります!」とコメントを寄せた。

 舞台 そこそこ本格ミステリ『照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~』は4月から5月に東京グローブ座にて、5月から6月に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。