氷川きよし原点回帰「歌のワールド広げていきたい」

引用元:日刊スポーツ
氷川きよし原点回帰「歌のワールド広げていきたい」

演歌歌手氷川きよし(42)が2日、東京・中野サンプラザでコンサートを開催した。氷川は、2000年のこの日、「箱根八里の半次郎」でデビュー。翌年のファーストコンサートは同所で行った。

「20年前の今日、この日に氷川きよしが誕生しました。お客さまに支えられて今日を迎えられました」とあいさつ。「今日から21年目。1日1日を大切に感謝して楽しく自分らしく歌い続けていきたい」と思いを新たにした。

また、会場から「きーちゃん!」と声援が飛ぶと「ばんばん言ってください」と呼び掛け、「(21年目から)ゼロからのスタートです。これから新しい氷川きよしの歌のワールドを広げていきたいです」と笑顔で語る場面もあった。

また、4日発売の新曲「母」も初歌唱した。作詞家なかにし礼氏(81)が3年がかりで作詞した曲だといい、「一生大切にしていきたい曲です」と紹介した。

この日は他に、昨年の紅白歌合戦の際に着用した衣装で「限界突破×サバイバー」や世界的ロックバンドQUEEN(クイーン)の「ボヘミアン・ラプソディ」など23曲を披露。前日の1日に続き昼夜4公演で約8800人を動員した。