パノラマパナマタウンから田村夢希が脱退

引用元:音楽ナタリー
パノラマパナマタウンから田村夢希が脱退

パノラマパナマタウンから田村夢希(Dr)が脱退することが発表された。

田村は自身の人生において音楽以外にチャレンジしたいものができ、そのためバンドの勢いを止めてしまうことを苦慮し、メンバーとスタッフ間で協議を重ねたうえで脱退を決断したという。現在パノラマパナマタウンは岩渕想太(Vo, G)の声帯ポリープ発症を受け、ライブ活動を一時休止中。だが田村は「バンドもリスタートに向けて新しい気持ちになっています。復活したらそのままぶっちぎって走り抜けて欲しいです。もう今後は立ち止まらないよう今のタイミングにいたしました」とこのタイミングで脱退を発表した理由を明かしている。田村の脱退を受けて、パノラマパナマタウンは今後はサポートメンバーを迎えた編成で活動継続する。

【写真】パノラマパナマタウン「GINGAKEI」ジャケット(メディアギャラリー他1件)

パノラマパナマタウンは2013年冬に神戸大学の軽音楽部内で結成。2014年3月に初ライブを行い、2018年1月にはメジャーデビュー作となるミニアルバム「PANORAMADDICTION」を発表した。最新作は2019年11月リリースの2ndアルバム「GINGAKEI」。

■ 田村夢希 コメント
パノラマパナマタウンを脱退することになりました。応援してくださっている全ての皆様、ご迷惑おかけして、誠に申し訳ございません。
辞める理由はバンド、そして音楽以外に目を向けたくなったことにあります。
すべて自分勝手な都合になります。ごめんなさい。

自分にとって音楽とは感動させてくれるものです。
私は音楽を聴くと、「これでいいんだ」と励まされて元気をもらえたり、逆に思い出したくない出来事がフラッシュバックして辛くなったり、ただただフロアで踊りたくなったり、いろんな感情や衝動が生まれます。そんな音楽が好きだし、パノラマパナマタウンで演奏するのは楽しくて幸せでした。でも周りを見渡すと私を感動させてくれるモノゴトは音楽以外にもたくさんあって、次第にその興味は大きくなりました。バンドをやめてチャレンジしたいと考えるようにさえなりました。

葛藤して気持ちが不十分なままの自分がバンドに居続けることはできないと判断しました。本気でバンドに臨めなくなってしまいました。それではみんなに迷惑をかけるし、やっぱりがむしゃらに突き進んでいくパノラマパナマタウンがかっこいいんだと思います。今の自分はかっこよくないし、それなら辞めるしかないと思うようになりました。

Vo.岩渕が喉のポリープを治療する為にバンドは現在ライブ活動休止中です。このタイミングで脱退をすることになったこと、誠に申し訳ございません。本来なら岩渕を支えないといけない立場であり、復帰に向けて尽力しなくてはいけないはずでした。しかしながら復帰に向けて準備をはじめるこのタイミングがベストだと私は判断してメンバーに打ち明けました。バンドもリスタートに向けて新しい気持ちになっています。復活したらそのままぶっちぎって走り抜けて欲しいです。もう今後は立ち止まらないよう今のタイミングにいたしました。

ファンの皆様へ。これからもパノラマパナマタウンの応援をどうかよろしくお願いします。ファンがバンドにとって最強の味方です。よろしくお願いします。今までお世話になりました。

絶対にもっとかっこよくなってバンドは復活します。