原宿発の5人組アイドルユニット、神宿（かみやど）。超！アニメディアでは「神宿・ 一ノ瀬みかのヲタ話」と「神宿・塩見きらのゆるりと真剣にアニメ語り！」を昨年秋から連載スタートし、2020年1月には両方ともに第10回を迎えた。そんな記念すべきタイミングを機に、一ノ瀬みかと塩見きらのふたりによるスペシャルインタビューが実現！ これまで連載してきたなかでお互いに感じたことや成長した部分なども語り合いつつ、ふたりのアニメへの深い愛情が伝わる内容となっている。今回はインタビュー前編をお届け。
神宿・ 一ノ瀬みか＆塩見きらのインタビューカットを紹介■自分は「アニメが好きなんだな」ということを改めて感じました
――おふたりとも連載を始めてから第10回まで終えたわけですが、振り返ってみていかがでしたか？
一ノ瀬 「まだまだいけるな！」と思っています。やはり今までの積み重ねで見てきたアニメの数が、結構あるんだなと改めて感じましたね。あと、このコラムをやってきたなかで、自分は「アニメが好きなんだな」ということを改めて感じました。
塩見 私はめっちゃ楽しかったです。このコラムを書かせていただくことで、こんなに成長できるとは思っていなかったというか。文章を書く力もそうだけど、いろいろと考えるきっかけにもなって。あと、この連載がファンの方とのコミュニケーションのきっかけにもなったんですよ。（コラムを読んで）「あのアニメ、僕も見たよ」「こんなアニメもオススメだよ」という感じで話しかけてくれる方が増えたことも、すごくうれしかったですね。
――一ノ瀬さんも同じような経験はありますか？
一ノ瀬 めちゃめちゃあります。私は元々アニメ好きというキャラクターを表に出していたので、以前からアニメ好きのファンの方も話しにきてくださっていたんです。でも最近では私のファンではない方も「アニメの話がしたいから」と言って、わざわざ握手会に来てくれることもあって。
――他のメンバー推しのファンにも、届けられているわけですね。
一ノ瀬 そうだと思います。ありがたいことですね。
――コラムを書くなかで気付いたことなどもあるのでしょうか？
塩見 学校でレポートを書いたことはあっても、誰かに見てもらうために自分の思っていることを書く機会はなかったので、いろいろと考えさせられましたね。アニメって、私にとって今までは日常を忘れさせてくれるようなものという印象だったんです。でも好きな作品を挙げていってみると、自分の考え方や普段の生活と共通するところがあるものに共感することが多いなと気付いて。（題材として）選ぶ作品もふたりで全然違うので、好きなものにも自分の性格が出てくるんだなと思いました。
一ノ瀬 系統が分かれるよね。
――お互いのコラムを見て、好きな作品の傾向が違うなと感じる？
一ノ瀬 感じます。でもたとえば闇落ち系のアニメだと、塩見とカブることがよくあるんですよ。だから「次はちょっと違う系統のものにするか」と考えることは結構ありましたね。
――闇落ち系がカブるんですね（笑）。
一ノ瀬 そういう系統のものはカブりがちですね。私はわりとオールジャンルの作品を見ているんですよ。ラノベ系から少年マンガ系まで幅広く見ているので、そのなかでたまにカブることがあって。でもそれはそれで「塩見も見ているんだ！」となるし、ふたりで「あれ、いいよね！」という話ができるのはすごくうれしいです。
――元々は、普段からアニメの話はしなかった？
一ノ瀬 しなかったですね。
塩見 この連載が影響しているのかどうかはわからないですけど、最近は他のメンバーも（ライブ前の）楽屋でアニメを見ていることがすごく多くなって。それこそ私たち以外の3人が、ずっとアニメを見ているんですよ（笑）。
―他のメンバーもアニメにハマっているわけですね。塩見 本当にずっと見ているんです。逆に私たちふたりは、楽屋では見ないですね。
一ノ瀬 黙々と声出しをしたりしている（笑）。
塩見 そうそう（笑）。
――逆におふたりはどんなときにアニメを見ているんですか？
一ノ瀬 私は家にひとりでいるときに、布団をかぶりながらPCで見たりして……。
―やはり闇落ちしているときに見ている？
一ノ瀬 泣きながら見たりはしていないですけどね（笑）。
――（笑）。塩見さんは？
塩見 私は家でNetflixが見られる環境なので、それでよく見ています。ごはんを食べながら妹と一緒に見たりだとか、テレビを見るのと同じような感覚ですね。
――そうやって見ている作品のなかで、このコラムで紹介しようと思う基準とは？
一ノ瀬 私はできるだけいろんなジャンルの作品を選ぼうと思っていて。今期のアニメとか最近のものだけじゃなくて、過去の人気作品や名作アニメも混ぜたほうがいいかなとは考えています。
塩見 私のコラムは日常の話からつなげていくような流れにしているので、そことのつなげやすさは意識していて。あと、やっぱり見てくださる方の大半が私のファンだと思うので、年齢層も考慮した上で、みんなにわかってもらえるような面白い作品を選んでいます。
――ファンの年齢層というのはどのあたり？
塩見 私のファンは私と同世代の男女が多いんですよね。10代～20代の男女というか。
――同世代の男女に響くような作品を選んでいると。
一ノ瀬 確かに響きそうだ……『クズの本懐』とか。
塩見 そうそう（笑）。
――『クズの本懐』は連載第2回で紹介されていましたね。
塩見 あのときは「コラムを読んで面白そうだなと思ったから見てみたよ」と言ってくださる方もたくさんいて、うれしかったですね。
――ちゃんと自分が好きな作品の魅力が伝わるように、丁寧に紹介されているように感じます。
塩見 そこは意識していますね。
一ノ瀬 自分自身もそのアニメが好きだから、紹介する以上はやっぱり（コラムを読んだ人にも）好きになってほしいんですよね。だからどういう作品なのか、できるだけちゃんと説明しようと思っています。
後編に続く
■プロフィール
一ノ瀬みか【いちのせみか】 2000年4月12日生まれ。東京都出身。身長161cm。好きなものは二次元、ラーメン、辛いもの、ゲーム。イラスト描きます。ベース弾きます。塩見きら【しおみきら】 1998年11月6日生まれの21歳。愛媛県出身。身長160cm。趣味はゲーム、YouTube。特技は「荒野行動」。
＜神宿（かみやど）とは＞
UUUM所属。原宿発の5人組アイドルユニット。グループ名の「神宿」は「神宮前」と「原宿」を合わせたもの。神宿（KMYD）の頭文字 K=KAWAII（可愛い！）M=MAX（全力！）Y=YELL（応援！）D=DREAM（夢！）を届けるために原宿を拠点に活動している。■リリース情報
Best Album「kamiyado complete best 2018-2019」
発売中
TYPE-A (CD+M-CARD) 品番：CRCP-40595 価格：￥5，000＋税
TYPE-B (CD) 品番：CRCP-40596 価格：￥2，727＋税Best Album「kamiyado complete best 2014-2015」
発売中
品番：CRCP-40597 価格：￥2，273＋税Best Album「kamiyado complete best 2016-2017」
発売中
品番：CRCP-40598 価格：￥2，273＋税 超！アニメディア編集部
神宿・ 一ノ瀬みか＆塩見きらがアニメ愛を全開で語る【インタビュー前編】「自分はアニメが好きなんだなということを改めて感じました」
引用元：超！アニメディア
