霧矢大夢&保坂知寿が果敢に挑む二人芝居「メアリー・ステュアート」開幕

霧矢大夢&保坂知寿が果敢に挑む二人芝居「メアリー・ステュアート」開幕

霧矢大夢と保坂知寿の二人芝居「メアリー・ステュアート」が、昨日1月31日に東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。

【写真】「メアリー・ステュアート」より。(撮影:交泰)(メディアギャラリー他8件)

「メアリー・ステュアート」は、ドイツの劇作家フリードリヒ・シラーの同名戯曲を、イタリアの作家ダーチャ・マライーニが二人芝居として翻案した作品。劇中では、史実では出会うことのなかった実在の女王2人が夢の中で邂逅する物語が展開する。男性遍歴により波乱の人生を送ったスコットランド女王メアリー・ステュアートを霧矢、生涯未婚を貫いたイングランド女王エリザベス1世を保坂が務めるほか、霧矢はエリザベス女王の侍女、保坂はメアリーの乳母をそれぞれ1人2役で演じる。なお舞台美術は、2人の女王が生きた時代に存在した劇場の楽屋をイメージしたものとなっている。

演出を担当する大河内直子は「『心におとめください。世界という劇場はイングランド王国よりも広いのです』メアリー・ステュアートの言葉から、この舞台は広がりました。因習と世界に立ち向かい荒れ狂う時代を駆け抜けた、2人の女王の満身創痍の人生に、霧矢大夢さんと保坂知寿さんが挑み、鮮やかに息づかせています。2人の女王のあふれんばかりの命の力と哀しみ、2人の女優の果敢な闘いをぜひ、体感しにいらしてください」と来場を呼びかけている。上演時間は休憩を含む約2時間30分。公演は2月9日まで。

■ 「メアリー・ステュアート」
2020年1月31日(金)~2月9日(日)
東京都 赤坂RED/THEATER

作:ダーチャ・マライーニ
翻訳:望月紀子
演出:大河内直子

□ キャスト
メアリー・ステュアート:霧矢大夢
エリザベス1世:保坂知寿