沢尻エリカ被告、所属事務所は支援継続 復帰にも含み「いつか社会が許してくれるなら」

 麻薬取締法違反の罪に問われた女優、沢尻エリカ被告(33)の初公判が31日、東京地裁(滝岡俊文裁判官)で開かれた。同被告は、女優復帰について「多くの人たちを傷つけた」とし、「考えていない」と引退を明言。

 初公判には主治医のほかに、東京都内で飲食店を経営する沢尻被告の実兄も出廷。主治医は女優以外の仕事に「ご家族の飲食店で働くのもいい」などと提案した。所属するエイベックス上層部の陳述書も読み上げられ、同社は支援継続を表明。今後について、「家庭を持つことや芸能界以外の活動もいいかもしれない」とする一方、「いつか社会が許してくれるなら、(女優の)出演があるかもしれませんが、今は前提としません」と含みを持たせた。