井筒和幸監督「僕で気が休まるなら会ってあげたい」沢尻エリカ被告は「素直な子、もう1回ちゃんと心情を述べたらいいのでは」

引用元:中日スポーツ
井筒和幸監督「僕で気が休まるなら会ってあげたい」沢尻エリカ被告は「素直な子、もう1回ちゃんと心情を述べたらいいのでは」

 インターネットテレビ「AbemaTV」は31日、「初公判 沢尻エリカ被告”すべての言葉”最速中継」を放送し、合成麻薬MDMAなどを自宅に所持していたとして麻薬取締法違反の罪に問われた沢尻エリカ被告(33)の初公判について取り上げた。

【写真】沢尻エリカ被告コメント全文

 沢尻をヒロインに起用した映画「パッチギ!」(2005年)の井筒和幸監督は、収録のインタビューに、「素直な子ですから、包み隠さずちゃんと言うんでしょ。襟を正して。もう1回ちゃんと心情を述べたらいいんじゃないですか。僕で気が休まるなら会ってあげたい」と推移を見守る。「役者の才能はピカイチ。即興がうまいんだな。自然なリアリズムがある」と実力を称賛した。

 ターニングポイントのひとつとなった2007年の「別に」騒動については「俺も別に、だったね。女優が何を言おうが勝手だろうと」思っていたが、薬物逮捕の報に「何をやっとんねん、ほんとに。クラブに行っているとは聞いていたけれど、チンピラみたいなことはやっていないと思っていたからね」と振り返った。

 さらに芸能界の厳しさに言及。「人の甘い言葉に乗ってしまうとこうなるんですよ。いい仕事を見つけてがんばるときに、反動でストレスがたまった。俳優の世界、芸能界は逆風ですから。自分で自分の足をひっぱるようじゃだめ。(今後、キャスティングするかについては)もしそういう機会があれば。役もないのに呼ぶわけにはいかない。頼らずに生きるしかない」と話した。