V系バンド・the Raid. “レコ大&紅白”へ飛躍誓う「ビジュアル系を盛り上げたい」

引用元:オリコン
V系バンド・the Raid. “レコ大&紅白”へ飛躍誓う「ビジュアル系を盛り上げたい」

 ビジュアル系バンドのthe Raid.(レイド)が30日、東京・マイナビBLITZ赤坂でワンマンライブを開催。公式ファンクラブ開設を発表した。

the Raid.ワンマンライブの様子

 開演前には囲み取材が行われ、メンバー5人、星七(Vo.)、由羽(Gt.)、一陽(Dr.)、bo_ya(Gt.)、テンシ(Ba.)が出席。星七は「2019年度は、年間で120から130本のライブをワンマンツアーでやり続けます。3日に1回以上のペースで全国の都道府県を回ります」とthe Raid.の活動を紹介した。

 昨年11月リリースのシングル「殺したくなるほど誰かを愛した事はありますか?」がメジャー・インディーズのオリコンデイリーチャートで1位、ウィークリーチャートで6位と結果を残しており、「近年、ビジュアル系が衰退していると言われている中で、唯一、僕たちだけがセールス的にも健闘できました」と胸を張る。「僕たちはずっと自分たちで活動を続けているのですが、今までぜんぜん気にも留めてもらえなかったような方々に『すごいね』とほめて頂けたり、ランキングを見た憧れの先輩たちから『頑張ってるね』と言ってもらえるようになりました」と反響を実感している様子だった。

 3月24日発売のシングル「ワンナイト彼氏」についても語り、「浮気がテーマです。浮気というと世間的なイメージはあまりよくないと思いますが、僕たちは女性目線で曲を書くことが多く、決して浮気のドロドロした部分だけではなく、“寂しいから…”などのせつない女心やはかなさなどを曲にすることができたと思っています。ビジュアル系独特のものではなく、一般の方にも共感して頂ける曲になっています」と述べた。

 今後の目標については、「直近の予定では3月29日に中野サンプラザでワンマンライブを行うのですが、夢は大きく、日本武道館や東京ドームなど大きな会場がたくさんあるので、そういう会場を本当に目指していけるバンドにしていきたいです。また、ビジュアル系が今、衰退しているので、夢のような話ですけど、『輝く!日本レコード大賞』や『NHK紅白歌合戦』など、親世代も知っているような番組にも出演して、“ビジュアル系を盛り上げたい”、“ビジュアル系をもう一度盛り返したい”という気持ちで活動を続けています」と決意を口にしていた。

 ライブでは20曲を披露。ニューシングル「ワンナイト彼氏」がTBS系バラエティー番組『有田ジェネレーション』(毎週火曜 深0:58)の2月度エンディングテーマとして起用されることや、公式ファンクラブの開設が発表された。

【セットリスト】
1. メルトスノー
2. 未完成レプリカ
3. 泡姫
4. 弟切草
5. 遺書
6. 少女と蝶
7. 依存の雨
8. 殺したくなるほど誰かを愛した事はありますか?
9. 鍵穴
10. イタイイタイ
11. Dummy
12. Let’s Get Crazy

-アンコール-
1. ワンナイト彼氏
2. ワタシキレイ?
3. HYSTERICAL PARTY
MC
4. 「6」
5. Smile & Smile
6. Devilish Kitty
7. カルぺ・ディエム
8. 言い訳DREAMER