『死んだ妻がおっさんに!?』キリリと濃ゆ~い顔立ち小澤征悦『人は見た目か中身か』永遠の命題に挑みます

引用元:中日スポーツ
『死んだ妻がおっさんに!?』キリリと濃ゆ~い顔立ち小澤征悦『人は見た目か中身か』永遠の命題に挑みます

 俳優の小澤征悦(ゆきよし、45)が6年ぶりに連続ドラマに主演する東海=フジテレビ系「パパがも一度恋をした」が2月1日にスタートする。午後11時40分開始の「オトナの土ドラ」枠で初のコメディー。キリリと濃ゆ~い顔立ちからは想像できない、コミカルな演技で新境地を見せる。

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 最愛の妻、多恵子(本上まなみ)を亡くし、引きこもり生活を送る吾郎(小澤)の元に、吾郎を心配するあまり、おっさん(塚地武雅)の姿に生まれ変わった多恵子が戻ってくる物語。シュールな設定ながら「人は見た目か、中身か」という永遠の命題に取り組み、東海テレビを訪れた小澤は「まじめにばかをやってます。まじめに!!」と繰り返して笑いを誘った。

 思わず漏れる心の声をモノローグで録音し、その声に合わせて現場で演じる場面が毎話、登場する。出演ドラマ「もみ消して冬」で、山田涼介(Hey! Say! JUMP)が同様の顔芸を駆使するのを「大変そうだなぁ」と眺めていたそうで、「今回は僕が変顔をやるはめになりました」と苦笑いした。

 「オトナ―」枠ながらドロドロやラブシーンは封印し、「心情の話なので、手をつなぐかつながないか、という方がより染みる」と純愛を描いた世界観にほれ込む。さらに塚地に似ていると評判の同局キャラ、イッチーのぬいぐるみを抱き、「ちょうどこんな感じのおっさん。別にキスしろって言われたらしますけど」と役者魂をにじませた。

 娘役の福本莉子、吾郎の父を演じる麿赤児、いとこの塚本高史ら多彩な共演者が盛り上げる。小澤は「近くにいすぎて大切さを忘れている人が、本当は一番大事だと気付ける。ぜひ家族で見て」と呼び掛けた。