ゾンビラッパーJKにオカルトJK 想像の斜め上を行く「女子高校生」ギャグ漫画に反響

引用元:オリコン
ゾンビラッパーJKにオカルトJK 想像の斜め上を行く「女子高校生」ギャグ漫画に反響

 女子高校生が主人公のマンガは昔から幅広く展開されているが、少女マンガではなく「オカルト」×「女子高校生」や「ゾンビ」×「ラッパー」×「女子高校生」というオカルトと学園コメディを融合させたマンガが登場している。1作目は教室の机に「ブス」「死ね」と書き、悪霊退散をする『不良退魔師レイナ』。2作目は、小芝風花主演でドラマ化された『ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画』だ。

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■小芝風花主演でドラマ化 ラッパーに嚙まれたらラッパーになるマンガ

 新感覚サバイバルホラー『ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画』は、「ラップ」と「ゾンビ」の2大アイテムを合体させた作品。ラッパーに噛まれた人は謎のウィルスに感染してラッパーになり、街にラッパーが大量出現するという設定。行方不明になった兄を見つけるため、壮絶なサバイバルに身を投じるヒロイン・みのりの活躍が描かれる。昨年7月には、小芝風花主演のスペシャルドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」として実写化もされている。

 作者のインカ帝国さんは「噛まれて感染してなるのがゾンビではなくて別のものだったら面白いなと思ったところから考えました」という。本編には、ラッパーがリリックを書くときに愛用するノート、ミード社のコンポジション・ブックや、ラッパー御用達のギャング映画『スカーフェイス』(1983年公開。アル・パチーノ主演)が登場するなど、ラップ好きの心をくすぐる小粋な演出も。

 ラップ狂いの作者かと思いきや、「正直、それほど聴いたことがありませんでした…描き始める際に、ラップやヒップホップを聴いたり調べたりして参考にしました。ゾンビ映画は元々好きだったこともあり、この漫画を描くにあたっていろいろ観ました。『ビヨンド』というゾンビ映画が、カッコ良くて好きです」(インカ帝国さん)

 作品を目にした読者からは「なるほど意味わからん、大好きだ」「斜め上を行くパニックホラー漫画だな」「これ最初に感染したの俺だわ」「笑いすぎて腹痛いw最高」といった声が上がっている。