全裸で挑むW主演は竜星涼と犬飼貴丈!『ぐらんぶる』撮影の思い出は「関係者全員裸」

引用元:Movie Walker
全裸で挑むW主演は竜星涼と犬飼貴丈!『ぐらんぶる』撮影の思い出は「関係者全員裸」

原作・井上堅二、漫画・吉岡公威が手掛ける、ダイビングサークルを舞台にしながらほぼダイビングをしないという型破りな青春コミック「ぐらんぶる」。既刊14巻で440万部を突破した人気漫画だが(主に着衣の面で)映像化不可能と言われていたが、昨年11月に映画化を発表し、このたびキャストと公開日がついに解禁。竜星涼と犬飼貴丈がW主演を務め、5月29日(金)に公開されることが決定した。

【写真を見る】とにかく全裸!竜星涼&犬飼貴丈、撮影時の思い出は「来る日も来る日も裸」

男子高出身で、夢の大学生活を目指してきた新入生の北原伊織を演じる竜星は、2013年に「獣電戦隊キョウリュウジャー」でドラマ初主演に抜擢され、その後も連続テレビ小説「ひよっこ」(17)など話題作に数多く出演。『トイ・ストーリー4』(19)ではフォーキー役で声優にも初挑戦し、なりきりぶりが大きな話題となった。また183cmのスタイルを生かしてランウェイでも活躍し、確かな実力を武器に個性派の役もこなす、演技派俳優の地位を築いている。

そして犬飼が演じる同級生の今村耕平は、あるきっかけで伊織と衝撃的な出会いを果たす役どころだ。犬飼のデビューは2012年、多くの男性スターを輩出してきた「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で、1万3000人を超える応募者のなかからグランプリを獲得。2017年には若手俳優の登竜門といえる「仮面ライダービルド」でドラマ初主演にして主人公を演じ切り、その後も連続テレビ小説「なつぞら」(19)などの話題作に出演し、正統派のビジュアルながらも癖のある役も演じ切る実力派俳優だ。

そんな2人が、本作ではあられもない姿を惜しげもなく公開している。解禁された本作の特報は、南国らしい音楽に合わせてサンゴ礁が広がり、熱帯魚が泳ぐ美しい海のなかで始まる。しかしそこから一転、主人公の伊織はなぜか真っ裸でキャンパスに登場!慌てて駆け込んだ校舎内には、同じく服を着ていない耕平が現れるという衝撃的展開が映しだされる。

また、同時に到着したファーストビジュアルでも生まれたままの姿の2人が青い海に漂うさまが写されており、とにもかくにも主人公の服を着た姿が全くないというありさまだ。

本作の出演について竜星は「来る日も来る日も裸。裸、裸、裸。ん?」とコメント。また犬飼も「映画に携われたことに大変嬉しく思います。ほぼ裸でしたが。かけがえのない夏の思い出ができました。ほぼ裸でしたが」と、やはり裸での撮影が強く印象に残っているようだ。

かなり体当たりな演技を披露している2人だが、事務所の意見も気になるところ。竜星のマネージャーは初めてオファーを受けた時、「最大のチャンスと最大のピンチが同時に来たなと思いました」と当時を振り返り、宣伝にも力を入れたいとしつつも「イベントに裸で出てくださいと言われたらどうしよう」と本作でしか起こりえない心配も打ち明けた。犬飼のマネージャーは、「いままで培った経験だけは身にまとい、犬飼は文字通り裸一貫頑張りました」と本作に手応えを感じつつも「特報やポスター大丈夫かな。社長、申し訳ございません!!」と社内報告のようなコメントも寄せている。

本作の監督を務めるのは、『ハンサム★スーツ』(08)や『映画 賭ケグルイ』(19)などを手掛けたコメディ映画に定評のある英勉。英監督からエグゼクティブプロデューサーの関口大輔への質問は、「振り切っていいですか?」という一言だけだったそう。関口は「もちろん、『振り切ってください。』と答えました」とのことだ。

原作の井上氏が「協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります」と謝罪表明までしてみせ、英監督が流星、犬飼と共にスクリーンの限界に挑んだ本作。今年見逃せない1本になることは間違いないだろう!

<キャスト・スタッフ コメント>

●竜星涼(北原伊織役)

「青春ダイビング映画をつくるとオファーを受け、聞くと男2人のバディもの。2人を取り巻く友情や恋愛など、キラキラした大学生活を想像し、即オファーを受けました。それからの撮影期間とても濃厚な時間を過ごすことが出来ました。来る日も来る日も裸。裸、裸、裸。ん?最初に想像していたイメージとは少し、いやだいぶかけ離れてしまいましたが、かけがえのない裸の先輩と裸の相棒に出会うことができました。キラキラな青春ダイビング映画「ぐらんぶる」是非劇場でお確かめ下さい。何度もいいます。キラキラな青春映画です」

●犬飼貴丈(今村耕平役)

僕は漫画アニメが好きで、この仕事をしてる以上は漫画アニメ原作の作品に携わりたいと常々思っていました。この「ぐらんぶる」も漫画原作ということで携われたことに大変嬉しく思います。ほぼ裸でしたが。それだけではなく、明るく楽しい現場、好きなことをさせてくれる監督、スタッフの方々、面白い共演者。沢山の素敵な出会い、撮影期間が夏だったということもあり、かけがえのない夏の思い出ができました。ほぼ裸でしたが。夏と海という青春成分満載な映画で、男ってバカだな~というようなことばかりやってるので是非劇場に足をお運びください」

●竜星涼 担当マネージャーコメント

「はじめてオファーをいただいた時、最大のチャンスと最大のピンチが同時に来たなと思いましたが、彼なら全力でやり遂げると信じてお引き受けしました。竜星が文字通り体を張った作品なのでマネージメントも気合を入れて大ヒットを目指します!ただ、イベントに裸で出てくださいと言われたらどうしようと思うと怖くて眠れません…」

●犬飼貴丈 担当マネージャーコメント

「この度は千載一遇のチャンスを頂き、参加を即断即決させて頂きました。僕が立ち会った撮影現場では裸、ポスター撮影でも裸、僕は服を着た犬飼をまだ見ておりません(笑)。ジュノンボーイから始まり、仮面ライダー、朝ドラなど、今まで培った経験だけは身に纏い、犬飼は文字通り裸一貫頑張りました。皆様にも観て頂きたいと思い、今後は宣伝活動を頑張って参ります!それにしても特報やポスター大丈夫かな。社長、申し訳ございません!!」

●関口大輔(エグゼクティブプロデューサー)

「英監督からプロデューサーへの唯一の質問は、『振り切っていいですか?』という一言でした。もちろん、『振り切ってください。』と答えました。原作通り、主人公達はほぼ全編裸。さすがに竜星さんも犬飼さんも、ここまで裸の撮影が続くとは思っていなかったのではないでしょうか。でも、二人は最後まで嫌な顔ひとつせず全力・全裸で撮影に取り組んでくれました。私には二人がまるで原作から飛び出してきた伊織と耕平のように見えました。原作を知らない方も原作ファンの方も楽しんでいただける、今まで見たことのない男の友情、青春コメディ映画となっています。2020年の初夏に、ぜひこの映画をご覧いただけたらと思います」(Movie Walker・文/編集部)