2019年最高のミリタリーホビーはこれだ!

引用元:Impress Watch

 連日多彩なオススメアイテムを掲載している「2019年最高のホビーアイテムを手に入れろ!」。今回は年末に発売される。ミリタリーアイテムを紹介していきたい。

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 税込み15万円以上の大注目の電動ガン、東京マルイの「Mk.46 Mod.0」はこの中でも最注目のアイテムだが、タミヤの双胴のプロペラ機のプラモデル「1/48 ロッキード P-38F/G ライトニング」、ハセガワが販売するコミック「エリア88」のクライマックスを飾った機体「F-20 タイガーシャーク」など興味深い商品ばかりだ。

■一撃離脱戦法で第2次大戦で名を轟かせた「1/48 ロッキード P-38F/G ライトニング」

・タミヤ
・11月2日発売
・価格:6,600円(税込)
・「1/48 ロッキード P-38F/G ライトニング」のページ
https://www.tamiya.com/japan/products/61120/index.html

 「1/48 ロッキード P-38F/G ライトニング」は、アメリカで高速力・重武装・長距離飛行性能を持つ戦闘機として開発された。開発当初は低高度性能が低く撃墜されることもあったが改良を重ねた上で速度と武装と急降下性能を生かした一撃離脱戦法により大きな戦果をあげた。

 速度追求のために過給器付きのV型12気筒エンジンを2基搭載し、中央胴体にパイロットを乗せた“三胴型”といえる独特な機体構造が本機の大きな特徴。プラモデルでは特徴的なシルエットを実機取材により忠実に再現。F型、G型を選んで組み立てられるコンバーチブルキットとなっている。

 コクピットもでは、照準器の後ろに配置された防弾ガラスや操縦室後ろの無線機類など非常に細かく再現されている。4挺の12.7mm機銃と20mm機関砲を装備したスマートな機首形状も見どころ。ドロップタンクは150ガロンと300ガロンを2個ずつ用意され、航続距離を考えた飾り付けも可能だ。

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■様々な部隊/装備を再現できる楽しさ「1/35 陸上自衛隊 軽装甲機動車(LAV)」

・タミヤ
・10月26日発売
・価格:3,740円(税込)
・「1/35 陸上自衛隊 軽装甲機動車(LAV)」のページ
https://www.tamiya.com/japan/products/35368/index.html

 2002年度に陸上自衛隊で部隊配備が開始されたのが軽装甲機動車が、「1/35 陸上自衛隊 軽装甲機動車(LAV)」だ。鋼板装甲と高い機動力を備える乗員4名の装備車輌を精密に立体化している。

 車体後部に燃料携行缶とスペアタイヤ用のブラケットを増設できるようになったり、発煙弾発射機や機関銃の有無、使用する無線機によるアンテナ形状など、各部隊の任務によって異なる仕様を再現できるのがプラモデルの魅力だ。

 タイヤはリアルな中空ゴム製。バックミラー用の鏡面シールが用意されている。ルーフハッチは開閉選択式。5.56mm機関銃 MINIMIも精密なディテールでパーツ化。マーキングは3種類用意されている。

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■名場面が蘇る! 「エリア88 F-20 タイガーシャーク “風間 真”」

・ハセガワ
・11月17日発売
・価格:6,800円(税別)
・「エリア88 F-20 タイガーシャーク “風間 真”」のページ
http://www.hasegawa-model.co.jp/product/64771/

 新谷かおる氏のコミックス「エリア88」は、“ジェット戦闘機”をテーマにした作品である。実在の戦闘機が数多く登場し、活躍するコミック作品はそれほど多くなく、戦闘機ファンにとって非常に楽しい作品だ。

 「F-20 タイガーシャーク」は、主人公・風間 真が物語の最後に乗った機体。現実のF-20は、F-5の後継機としてノースロップ社が開発し、中小国向けの輸出を考えていたが政治的な理由で生産計画が中断、3機の試作機のみが作られた。F404ターボファンエンジンを単発で装備、電子化された機器、フライ・バイ・ワイヤも限定的ではあるが導入された機体は、様々な国で活躍するポテンシャルを秘めていた。

 プラモデルはこの幻の機体を再現。炎のたてがみを持つユニコーンのパーソナルマークを描いたデカールを同梱している。「エリア88」原作イラストを使用したパッケージも注目だ。

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■軽機関銃ならではのリコイル「Mk.46 Mod.0」、高い命中精度も注目

・東京マルイ
・12月12日発売
・価格:162,800円(税込)
・「Mk.46 Mod.0」のページ
https://www.tokyo-marui.co.jp/products/electric/nextgeneration/472

 「Mk.46 Mod.0」は、東京マルイ初の分隊支援火器モデルをモチーフとした次世代電動ガン。総重量約6.3kgの金属製ボディ。従来の倍の“重り”を動かすことで強烈なリコイルを楽しむことができる。

 給弾システムも実銃の感触を味わえる。マガジンから銃に繋がるダミーの弾薬は射撃に合わせ動き雰囲気を盛り上げる。カートリッジ交換時には本体のフィードカバーを開いてベルトリンクをセット。実際の給弾と同じアクションが楽しめる。

 バッテリー交換時には、インナーバレルごとバレルを脱着。バレルが取り外し式にもかかわらず高い命中精度を実現しているところもセールスポイントだ。電子制御による誤作動への対応もされており、東京マルイの技術を集約した商品である。

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■コンパクトさとユニークなデザイン「V10 ウルトラコンパクト」

・東京マルイ
・12月23日発売
・価格:18,800円(税別)
・「V10 ウルトラコンパクト」のページ
https://www.tokyo-marui.co.jp/products/gas/blowback/471

 ガスブローバックガン「V10 ウルトラコンパクト」は、コルト社のM1911ガバメントのカスタムの中でも人気の高い「V10 ウルトラコンパクト」を再現している。反動を軽減するために、銃口近くのバレル上部に10個のポートを設けている所など細部までこだわりに満ちている。

 ガスガンでは「M45A1」をベースにしたブローバックエンジンを搭載し、極小サイズながら鋭くキレのある反動を楽しめる工夫がされている。別売「マイクロプロサイト」が搭載できる様にも設計されており、リアサイトを取り外せば、本製品付属のマウントベースを使うことで使用できる。

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GAME Watch,勝田哲也